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サンディエゴのクリスマス 雨の可能性大 南 CA 山地は降雪? 降雨量に地域差も

12/20/2025 米国立気象局 (NWS) の担当者によると、ロサンゼルス周辺では12月23日〜26日の間に雨が降る可能性が高く、特に、クリスマス前後 (12月25日前後) がピークになりそう。降水量は不確実性が大きいものの、目安として合計2〜4インチ (約50〜100ミリ) に及ぶ可能性があるとされた。 ▪️「ホワイトクリスマス」は標高 7,000フィート (2,100メートル)...

パドレス カブスに2連勝でワイルドカード突破 代打シーツの2ランで勝負決める 次はブルワーズと地区シリーズ

9/30/2026 ■代打シーツの2ランで突き放す パドレスは9月30日夜、ペトコ・パークでシカゴ・カブスとのナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ第2戦に臨み、4-1で勝利した。 前夜の8-0に続く連勝で、3戦2勝制のシリーズを2試合で制した。 勝負を決めたのは4回。 ザンダー・ボガーツ (Xander Bogaerts) の二塁打でカブス先発ケビン・ゴーズマン (Kevin Gausman) を降板に追い込むと、代打のギャビン・シーツ (Gavin Sheets)...

米軍 イラクからの撤退を完了 IS掃討の12年に幕 2003年侵攻から23年

9/30/2026 ■米軍、イラクからの撤退を完了 米軍は9月30日、イラクに駐留していた部隊の撤退を完了したと発表した。 過激派組織「イスラム国 (IS)」と戦うために2014年から続いてきた12年間の任務が終了したことになる。 国防総省のショーン・パーネル (Sean Parnell) 報道官は声明で、米兵と装備がイラク北部クルド自治区のアルビル (Erbil) 空軍基地から秩序ある撤収を終えたと明らかにした。 撤収前のアルビル基地には、米軍と有志連合の部隊約1,500人が駐留していた。   ■2024年の米・イラク合意に基づき撤退 今回の撤退はバイデン前政権が2024年にイラクと交渉してまとめた合意に基づくもので、トランプ政権が計画を引き継ぎ、9月30日を最終期限としていた。 米軍は昨年、イラクのほとんどの地域の基地から撤収し、北部のクルド自治区に数百人規模の部隊を残すのみとなっていた。 米国がイラクから全軍を撤退させるのは、今回で2度目となる。   ■2003年侵攻から23年、2014年に再派遣 米国のイラク駐留は、2003年のサダム・フセイン政権打倒を目指した侵攻に始まる。 駐留規模は、対反乱作戦がピークを迎えた2007年に17万人を超えた。 米軍は2011年にいったん撤退したが、2014年にISがイラクとシリアで勢力を急拡大したことを受けて再び部隊を派遣した。 パーネル報道官は、今回の撤退について、ISを組織的な軍事的脅威として打ち破るために続けてきた12年間の作戦の節目だと強調した。   ■トランプ大統領、撤退を歓迎 トランプ大統領はSNSで撤退を「秩序ある」ものと評価し、「地獄への非常に高くついた遠征」が終わったとたたえた。 その後のホワイトハウスでの行事でも撤退について長く語り、そもそもこの泥沼に米国を引き込んだのは長年の非常にまずい判断だったと述べた。 イラクのアリ・アル・ザイディ (Ali al-Zaidi)...

ニューサム知事 ミッドウェイ・ライジング計画を後押しする2法案に署名 スポーツアリーナ跡地再開発が前進

9/29/2026 ■州知事が2法案に署名 ニューサム知事は9月29日、旧スポーツアリーナ (Sports Arena) 周辺で計画されている大型再開発「ミッドウェイ・ライジング (Midway Rising)」をめぐる法的・環境面での障壁を取り除くため、上院法案SB 344とSB 958に署名した。 両法案は、地元選出のアキラ・ウェバー・ピアソン (Akilah...

観測史上最強」の恐れも サンディエゴ郡がエルニーニョ情報ハブを開設 住民に早めの備え呼びかけ

9/25/2026 ■郡緊急サービス局が専用サイトを開設 サンディエゴ郡は9月25日、この秋から冬にかけて観測史上でも最強クラスになるとみられるエルニーニョ現象に備え、住民向けのオンライン情報窓口を開設したと発表した。 運営するのは郡緊急サービス局で、郡の緊急情報サイト「アラート・サンディエゴ (Alert San Diego)」の中に「エルニーニョ2026情報ハブ (El Niño 2026 Informational Hub)」として設けられた。 防災の手引き、災害リスクの情報、郡のツール類を1か所に集め、住民が必要な情報に迷わずたどり着けるようにしている。   ■天気情報から土嚢...

パドレス 球団史上初の3年連続ポストシーズン進出 敵地でドジャース破り決める

9/24/2026 ■宿敵の本拠地で歓喜の瞬間 サンディエゴ・パドレスは9月24日夜、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムでドジャースに4-2で勝利し、2026年のポストシーズン進出を決めた。3年連続のプレーオフ出場は球団史上初めてだ。球団創設から最初の約50年間でポストシーズンに進んだのはわずか5回だったが、今回で直近7年のうち5回目の出場となる。かつての「プレーオフに縁遠い球団」は、ナショナル・リーグの常連へと姿を変えつつある。 ■投手陣の継投で逃げ切る この試合の先発はニック・ピベッタ。今季は右肘の屈筋を痛め、登板は30イニングにとどまっていた。7回にはアドリアン・モレホンが大谷翔平を3球三振に仕留める場面もあった。8回にボーク (balk) で1点を失ったものの、最後は守護神メイソン・ミラーが今季38セーブ目を挙げて試合を締めくくった。捕手では20歳の有望株イーサン・サラスが2試合連続で先発マスクをかぶり、前夜にはロボット審判の判定チャレンジ (ABS) を成功させて守備面でも存在感を示している。 ■球宴前は借金、どん底からの逆襲 今季の道のりは平坦ではなかった。先発ローテーションの5人中3人が約3カ月離脱し、オールスター休暇前の成績は48勝49敗。7月には13年ぶりとなる8連敗も喫し、一時は地区首位から13.5ゲーム差、リーグ11位に沈んだ。夏場には主力のトレード放出すら取り沙汰されるほどで、プレーオフは絶望的とみられていた。 ■型破りなローテーションが奏功 そこで首脳陣が打ち出したのが大胆な投手起用だ。マイケル・キングとウォーカー・ビューラーの2人は従来通りの先発とし、残り3枠は固定の先発や役割を設けない柔軟な運用に切り替えた。これが当たり、チームは7月17日以降39勝12敗と急浮上。後半戦の成績はミルウォーキー・ブルワーズと並んでメジャー最高となった。 ■ペトコ・パークでの開催なるか パドレスは89勝70敗で、88勝71敗のシカゴ・カブスを1ゲーム差で上回りワイルドカード首位に立つ。自力で第4シードを確保すれば、来週火曜に始まる3戦2勝制のワイルドカードシリーズを本拠地ペトコ・パークで開催できる。対戦相手はカブスかフィラデルフィア・フィリーズになる可能性がある。今季のホーム成績は49勝29敗とアウェーの38勝40敗を大きく上回り、地元開催は大きなアドバンテージだ。 ■週末はダイヤモンドバックスとの最終戦 レギュラーシーズンは25日から本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの3連戦で幕を閉じる。選手たちは「負ければ終わり」の週末を避けたいと語っていたが、その願い通り、あとはシード順位を争うだけとなった。10月の短期決戦に強い投手陣を武器に、悲願のワールドシリーズ初制覇への挑戦が始まる。 ︎上の画像は AI が生成したイメージです。

サンディエゴ市 ゴミ収集料金の請求ミス 約8万7,000世帯の固定資産税に誤額

9/23/2026 ■住民の調査で発覚した請求ミス サンディエゴ市のゴミ収集料金が、約8万7,000世帯の固定資産税請求書に誤った金額で記載されていたことが分かった。過大請求と過少請求の両方があり、中には本来より1,000ドル以上高い請求を受けた世帯もある。ある住民は$2,353(約36万円)を請求され、本来の額より約$1,650(約25万円)も多かった。一部では適正額の3倍の請求もあったという。 ■元記者の「100軒調査」が突破口に 問題に最初に気づいたのは市民だった。ノーマルハイツ (Normal Heights) 在住の半引退ジャーナリスト、マーティ・グレアムさんは、9月18日に近所の掲示板サイトで請求額の異常を知り、データ分析に詳しい友人と調査を開始。近隣のゴミ容器の種類を記録し、郡のウェブサイトで100軒分の固定資産税請求を照合した結果、約34%が水増しされていたことを突き止めた。二人が報道機関に連絡したことで、市は対応を迫られた。 ■市のデータ送信で数値が変化 市は9月21日に誤りを把握し、23日に公表した。トッド・グロリア市長によると、市の環境サービス局のポータル上のデータは正確だったが、郡に送信する過程で数値が変わってしまったという。市長は「品質チェックで見つけるべきだった」と認め、「容認できない誤りだ。早急に修正する」と述べた。 ■市議会から厳しい批判 市議会の予算委員会ではヘンリー・フォスター3世委員長が「これは無能の表れだ」と強く非難した。同氏はもともと料金を固定資産税と一体で徴収する方式に反対していた。第7区のラウル・カンピーヨ議員も市長の責任を追及し、ショーン・エロ=リベラ議員は今回の失態が市の追加負担につながる可能性を指摘した。ゴミ収集料金を巡っては、2022年に住民投票で有料化が承認された後、市が料金をほぼ倍増させて住民の反発と訴訟を招いた経緯がある。 ■支払いは待つよう呼びかけ 市は23日に修正データを郡に送付し、24日には提供を完了したと発表した。影響を受けた住民には市から直接通知が届く予定で、誤った超過分を支払う必要はないとしている。郡の固定資産税請求書は10月1日から発送され、第1回の納付期限は11月1日。市長は可能であれば支払いを控えるよう呼びかけており、訂正後の請求書が改めて送付される見込みだ。 ︎上の画像は AI が生成したイメージです。

ニューサム知事 データセンター規制7法案に署名 電気代・水の負担を事業者に

9/21/2026 ■業界に「応分の負担」を求める ギャビン・ニューサム州知事は9月21日、データセンター業界に対し、州内での事業に伴うコストを自ら負担させることを目的とした7本の法案に署名した。人工知能 (AI) の急拡大で建設が相次ぐデータセンターを巡り、電気料金の値上がりや水資源への影響を懸念する世論の高まりを受けた措置だ。 ■3つの柱で規制を強化 新法の内訳は、電力インフラ整備費用を一般家庭から事業者側に移す法律が3本、水などの資源使用量の開示や推計を義務付ける法律が3本、そして環境影響審査の包括的な免除対象からデータセンターを外す法律 (SB 887) が1本だ。SB 887は一方で、州の節水・省エネ基準を満たす施設には審査の迅速化という「アメ」も用意している。 ■昨年の拒否権から一転 今回の署名は、知事の大きな方針転換を意味する。昨年ニューサム氏は、AI産業の成長を妨げかねないとして水使用量の開示法案に拒否権を行使し、骨抜きにされた環境調査法案1本にしか署名しなかった。知事は声明で「データセンターで利益を上げる者が、州民の犠牲の上でそうすることは許さない」と述べ、データセンター開発の加速を推し進めるトランプ大統領の姿勢との違いを強調した。トランプ氏は先週、データセンター産業を「今後20〜25年の石油」になぞらえていた。 ■広がる住民の反発 背景には全米的な反対の高まりがある。5月のギャラップ社の世論調査では、米国人の10人に7人が地元でのデータセンター建設に反対。州内でもモントレーパーク (Monterey Park)...

軽油価格が過去最高 トランプ大統領が輸出禁止を示唆 経済界は反発

9/24/2026 ■1ガロン6.5ドル超え、過去最高米国の軽油 (ディーゼル) 価格が記録的な高騰を続けている。米自動車協会 (AAA) によると、9月24日の全米平均は1ガロン$6.51(約1,000円)と、前年同期より約3ドル高い。米エネルギー情報局 (EIA) のデータでも、14日時点で前年比74%の上昇となった。軽油はトラックや列車、農業機械、船舶を動かす現代経済の要であり、値上がりは物流費を通じて食品などあらゆる物価に波及する。 ■イラン戦争とロシア製油所攻撃が直撃高騰の主因は、半年以上続く米国とイランの戦争に伴うホルムズ海峡のほぼ全面的な封鎖だ。原油の流通量が大幅に減ったことに加え、ウクライナによるロシアの製油所への攻撃が今年に入って激しさを増し、ロシア産軽油の国際市場への供給も細っている。各国の在庫はすでに底をつき、世界的な精製能力不足の中で米国の製油所が最後の供給源となっている。 ■大統領「軽油を送り出すな」トランプ大統領は22日、国連総会の場で記者団に対し「軽油を国外に送らないよう求めた」と述べ、輸出禁止に前向きな姿勢を示した。ベッセント財務長官は、全面禁止か部分禁止かを含めて実現可能性を「検討中」と説明したが、時期などの詳細は明らかにしていない。 ■共和党内で意見が割れる収穫期を迎えた農業州の共和党議員は輸出禁止を強く求めている。アイオワ州選出のチャック・グラスリー上院議員は「高い軽油価格が農家の収入を奪っている」と訴え、上院多数党院内総務のジョン・スーン氏も検討に前向きな姿勢を見せた。一方、産油州の議員は反発しており、党内の分裂が浮き彫りになった。11月の中間選挙を控え、物価高への対応は政権にとって重い課題だ。 ■「治療が病より悪い」との警告石油業界や専門家は、輸出禁止の効果は一時的だと警鐘を鳴らす。製油所が減産に転じればガソリンや航空燃料も含めて価格が再び上がるとの見方だ。ダラス連邦準備銀行の担当者は、世界的な価格高騰が東海岸や西海岸に「跳ね返る」と指摘。米商工会議所 (U.S. Chamber...

ビザ規制強化でもUCへの留学生は減らず 全米は10%減予測 州内でも明暗

8/30/2026 ■全米では減少見通し しかしUCは維持 トランプ大統領の第2期政権下で、外国人学生が米国の大学で学ぶことは格段に難しくなった。一部の専門家は、今年度の全米の留学生数が10%減少する可能性を指摘している。しかしカリフォルニア大学 (University of California, UC) では、特に学部レベルにおいて留学生の顕著な減少は見られていない。教育専門メディアのEdSourceが8月26日に報じた。全米の大学が軒並み落ち込みに直面するなか、UCがなぜ持ちこたえているのかに注目が集まっている。 ■過去最大の新入生 留学生合格者は8%増 秋学期の暫定的な合格者データによると、UCは今年、留学生2万3,569人を含む過去最大規模の1年次入学者を受け入れた。留学生の合格者数は前年比8%増となる。ただし、合格者のうち実際に入学する人数は前年より少なくなると見込まれている。UCの広報担当者によれば、2026年秋学期の確定した在籍者数は12月または1月に公表される予定だ。合格の段階では強さを保っているが、最終的な歩留まりがどうなるかは、まだ見えていない。 ■ビザ取り消し1,000件超 SNS審査も導入 規制の強化は多岐にわたる。政権は昨年、1,000件を超える学生ビザを取り消し、留学希望者の面接を一時停止して申請者のSNS審査を組み込む手続きを導入した。この措置は大学関係者と留学生の間にパニックを引き起こし、多くの場合、理由の説明も示されなかった。全米の取り消し事例を追跡していた専門家によると、対象となった学生の多くは過去に法執行機関との接触があり、なかには交通違反切符といった軽微なものも含まれていたという。 ■滞在期間も制限 修了後の速やかな出国求める さらに先月には、連邦政府が留学生の米国滞在期間そのものに制限を設けた。学業を修了し次第すみやかに出国するよう求める内容だ。これは卒業後の実務研修 (OPT) など、留学後のキャリア形成を前提に米国を選んできた学生層に直接影響する。カリフォルニア公共政策研究所 (PPIC)...

自動運転タクシー「Waymo」 サンディエゴでいよいよ運行へ 州が最終認可

8/30/2026 ■州公益事業委員会が最終認可 グーグルの親会社アルファベット傘下の自動運転企業ウェイモ (Waymo) が、サンディエゴでの一般向けサービス開始に向けた最終認可をカリフォルニア州公益事業委員会 (CPUC) から取得した。同社は2025年からサンディエゴ市内でセーフティドライバーを乗せた走行試験を続け、今年7月からは運転手を乗せない完全自律走行の運用を段階的に開始。当初は同社の従業員のみを対象としていたが、これで一般の利用者を迎える態勢が整った。同社の広報担当サンディ・カープ氏によると、サービス開始時の営業エリアは約40平方マイル(約104平方キロメートル)になる見込みだ。 ■試乗リポート 横断歩道で自動停止 タイムズ・オブ・サンディエゴの記者は8月20日、ユニバーシティハイツからノースパークにかけて、運転手のいない「オハイ (Ojai)」と呼ばれる水色の車両に試乗した。唯一のハプニングは、公園内で歩行者が突然横断歩道に踏み出した際の急停止だったという。記者は、これは人間のドライバーでも起きる場面であり、車両は本来の動作をしたと評価している。シートベルトを手間取って装着していた際には、車両が正しく装着されたと判断するまで停止したままだった。乗車後には、車内の通信機能を通じて人間のオペレーターが状況を確認する声も聞こえたという。 ■2億マイルの自律走行データ ウェイモ側は安全性を強調する。カープ氏は、人間が互いの経験やマニュアルから学ぶのに対し、同社の自律走行システム「ウェイモ・ドライバー (Waymo Driver)」は2億マイル (約3億2,000万キロメートル)...

ポインセチアボウル 10年ぶり復活 12月23日スナップドラゴンでキックオフ

8/30/2026 ■10年の空白を経て復活 サンディエゴのカレッジフットボール恒例戦、SDCCUポインセチアボウル (SDCCU Poinsettia Bowl) が10年の中断を経て今季復活する。主催のスポーツ・サンディエゴ (Sports San Diego) が8月27日に発表した。第13回大会は12月23日...

「スーパーエルニーニョ」 サンディエゴはどうなる スクリップス研究所は慎重姿勢

8/30/2026 ■スクリップス研究所がFAQガイドを公開 UCサンディエゴのスクリップス海洋研究所 (Scripps Institution of Oceanography) の研究者らが、今冬に予想されるエルニーニョ現象について、複数部構成のFAQガイドを公開した。エルニーニョとは何か、なぜ今年の現象が異例の強さになり得るのか、科学者はどのように追跡しているのかを解説した内容だ。サンディエゴ市の職員が記録的な「スーパーエルニーニョ」への備えを進めるなか、一部の科学者は、南カリフォルニアが歴史的な豪雨や洪水に見舞われるかどうかを判断するにはまだ早すぎると指摘している。 ■過去の大規模事例は記録的な多雨年 サンディエゴにとってエルニーニョは、降雨の増加、大きなうねり、沿岸部の浸水、海水温の上昇を意味することが多い。スクリップスの気候研究者ダン・ケイヤン氏は、2026〜27年にかけて強く発達しつつある今回の現象に強い関心を寄せている理由として、1982〜83年と1997〜98年の大規模事例がカリフォルニア史上有数の多雨年だった点を挙げる。過去の傾向としては、エルニーニョ年にはサンディエゴ郡で冬の嵐がより強く、より頻繁になるケースが多かった。 ■「統計的な確率」 断定は避ける科学者たち 一方でケイヤン氏は、個々の嵐の要素をエルニーニョに部分的に帰することはできても、最終的に手元に残るのは「イエスかノーか」の断定ではなく統計的な確率にすぎない、と慎重な言い回しを崩さない。今世紀に入って海洋条件と降水量の関係は弱まっているとの指摘もあり、予報の前提そのものを調整する必要が出ている。行政側も、豪雨と洪水のシナリオだけでなく、逆に降雨が少なく火災リスクが高まるシナリオまで幅広く想定しなければならない状況だ。 ■海洋熱波 スクリップス桟橋で42回の記録更新 サンディゴ沖ではすでに海洋熱波が発生している。今年は複数のビーチで海鳥の死骸が確認され、これとの関連が指摘された。スクリップス海洋研究所の沿岸観測プログラム (Shore Stations Program)...

空母セオドア・ルーズベルト 中東へ 派遣は8カ月の見通し サンディエゴの家族に長い留守

8/30/2026 ■サンディエゴ母港の空母が再び中東へ サンディエゴを母港とする原子力空母セオドア・ルーズベルト (USS Theodore Roosevelt, CVN-71) が、中東へ派遣される見通しとなった。ニミッツ級の4番艦にあたる同艦は現在サンディエゴ海軍基地に停泊しており、8月の大半を次の任務に向けた準備に費やしてきた。同艦は6月から7月にかけてハワイ沖で行われた環太平洋合同演習 (RIMPAC) 2026を主導して帰港したばかりで、短い折り返し期間を経ての再出港となる。米海軍とイランとの軍事的緊張が続くなか、中東方面の空母戦力を維持するための交代要員という位置づけだ。 ■海軍トップが「8カ月」に言及 海軍作戦部長のダリル・コードル大将と、海軍最先任上級曹長のジョン・ペリマン氏は8月26日、バージニア州ハンプトンローズで記者団に対し、ルーズベルトの今回の派遣が8カ月に及ぶとの見方を示した。USNIニュースが報じた。ただしコードル大将は同時に、派遣期間は7カ月を超えないことが望ましいとも述べており、現場の負担を認識していることをうかがわせた。サンディエゴに残る乗員の家族にとっては、年末年始を含む長期の別離が確定的となる。同艦の乗員は約5,000人規模にのぼる。 ■リンカーンは9カ月の任務終え帰路に 今回の派遣は、9カ月に及ぶ任務を終えて帰路についた空母エイブラハム・リンカーン (USS...

ビーチ・ミッションベイの駐車場「無料維持」条例 市議会本会議へ バルボアパークの教訓生かす

8/30/2026 ■ルール委員会が全会一致で可決 サンディエゴ市議会ルール委員会は8月26日、市が所有するビーチおよびミッションベイへのアクセス機能を持つ駐車場で、市が駐車料金を徴収することを禁じる条例案を全会一致で可決し、本会議へ送った。提案したのはジョー・ラカバ市議会議長とラウル・カンピロ市議の2人。条例が成立すれば、市の条例集 (Municipal Code) に新たな条項が加わり、対象駐車場での有料化が法的に封じられることになる。前日には市内の地域プランナー委員会 (Community Planners Committee) も22対2の圧倒的多数で支持を表明していた。 ■対象は50カ所超 ラホヤからオーシャンビーチまで 対象となるのは、ビーチまたはミッションベイへのアクセスを提供する市所有の50カ所以上の駐車場だ。具体的には、ラホヤ・ショアーズのケロッグパーク、ウィンダンシー、トルマリン、フィエスタアイランド、ミッションビーチ、オーシャンビーチの各駐車場に加え、クラウンポイント、デアンザ・コーブ、スキービーチなどミッションベイ周辺の複数の駐車場が含まれる。一方、路上のパーキングメーターや、シーワールドやミッションベイ周辺のホテルなど外部事業者にリースされている市有地は対象外となる。駐車違反の取り締まりやイベント許可の発行についても、市の権限は従来通り維持される。 ■サンセット条項は削除 「恒久的な無料を」の声受け 当初の案には、2036年12月31日で効力が切れる10年間のサンセット条項が盛り込まれていた。これは、州沿岸委員会 (California...

Pechanga Resort Casino 総額100万ドル ハーベストムーン キャッシュ&EasyPlay®大抽選会開催

毎週土曜日は10万ドルのキャッシュ、毎週火曜日は最大5,000ドル相当のEasyPlay®が当たる! Pechanga Resort Casinoではこの9月、収穫の秋を祝う大型プロモーション「総額100万ドル ハーベストムーン キャッシュ&EasyPlay®大抽選会」を開催します。Pechangaリワード会員は期間中、毎週の抽選会や各種プロモーションを通じて、総額100万ドル分の現金やEasyPlay®が当たるチャンスです。 9月1日から、Pechangaリワード会員はリワードカードを使ってお気に入りのスロットマシンやテーブルゲームをプレーすれば、抽選への参加権を獲得できます。プレーすればするほ参加権が増え、賞金やEasyPlay®当選の可能性が高まります。 9月の毎週土曜日に開催される「ハーベストムーン大抽選会」では、毎回1名様に賞金10万ドルが当たります。そして、9月26日(土)のグランドフィナーレでは、3名の当選者にそれぞれ賞金10万ドルをプレゼント。さらにプロモーション期間を通じて数百名様にEasyPlay®が当たります。エントリー資格は9月26日まで獲得できます。賞品獲得には抽選会開催時に会場にいることが条件となります。 加えて9月の毎週火曜日には、イベントをさらに盛り上げる「スワイプ抽選会」を今年も開催。昼12時から午後10時までの間、プロモーションエリアでPechangaリワードカードをスワイプするだけで、最大5,000ドルのEasyPlay®が当たるチャンスです。詳細はPechangaリワードデスクでご確認ください。 参加には21歳以上で、Pechangaリワード会員であることが条件です。まだ会員でない方も、無料で簡単に登録できます。Pechangaリワードデスクにお立ち寄りいただくだけで、人気のスロットマシンやテーブルゲームを楽しみながら、さまざまな特典を獲得できます。新規リワード会員には、登録特典として25ドル分のClub Dollarsをプレゼント。さらに、最大100ドル分のClub Dollarsが当たる抽選にも参加できます。 Pechanga Resort Casinoは従来のカジノの枠を超えた特別な体験をお客様にお届けするよう、常に取り組んでいます。この9月はぜひPechanga...

日本庭園で10月4日「おいしい日本食&酒フェスト」開催

庭園に薫る美食と美酒 実りの秋を彩る"おいしい"の祭典Oishii Japanese Food & Sake Fest日程:2026/10/4(日)時間:12:00pm〜5:00pm(フードのラストコールは4:30pm)/Happy Hour 4:00pm〜5:00pm会場:Japanese Friendship...

全米初 カリフォルニア州が全公立校に喘息の吸入器を無償配布へ

8/20/2026 ■州内約1万校が対象 全米で初の取り組み ギャビン・ニューサム州知事は8月20日、州の処方薬プログラム「CalRx」を大幅に拡大し、州内約1万校の公立校とチャータースクールに救急用の喘息 (ぜんそく) 薬を無償で配布すると発表した。州レベルでこうした仕組みを整えるのは全米で初めてとなる。知事は、学校に吸入器がないために子どもが呼吸困難のまま放置されるようなことがあってはならないとの考えを示した。配布は翌週から始まる。 ■製薬会社と提携 3年間の無償供給 新制度は「学校アルブテロール・アクセス・イニシアチブ (School Albuterol Access Initiative)」と名付けられ、州は Amneal Pharmaceuticals...

全米一斉の小売窃盗取り締まり 州内で8,500点回収・97人逮捕

8/18/2026 ■9日間の全米一斉作戦にCHPが参加 カリフォルニア州は8月18日、8月1日から9日にかけて実施された全米規模の組織的小売窃盗の一斉取り締まり「National Organized Retail Crime Blitz」の結果を発表した。州からはカリフォルニア・ハイウェイパトロール (CHP) が参加し、全米100以上の法執行機関と連携。州内の商業施設や小売店で集中的な取り締まりを行った。ニューサム州知事は、7年にわたる投資と機関間の連携が成果につながったとしている。 ■8,500点超を回収 97人を逮捕 CHPによると、州内では8,500点を超える盗品が回収され、その総額は約105万ドル (約1億6,000万円) にのぼった。逮捕者は97人で、うち8人は重罪容疑での身柄拘束だった。CHPのショーン・デュリー長官は、小売窃盗が事業者と地域社会に長く影響を残す問題だと指摘。今回の一斉取り締まりは専従班が日常的に行っている活動の一断面にすぎず、通年での取り組みを続けると述べている。 ■サンディエゴではスニーカーを大量回収 作戦は州内各地で展開された。サンディエゴでは大量の盗まれたスニーカーが回収されたほか、ロズビル、ロダイ、ストックトンでも先制的な取り締まりが行われ、複数の逮捕につながった。CHPバレー地区は、一斉取り締まり中の逮捕の様子を撮影した映像も公開している。 ■2019年発足の専従班 7年間の実績 CHPの組織的小売窃盗対策専従班...

「スーパーエルニーニョ」に備えを サンディエゴ市が異例の合同会見

8/18/2026 ■市のほぼ全部門がバルボアパークに集結 サンディエゴ市の危機管理当局は8月18日、この冬に「非常に強い」エルニーニョ現象が発生する可能性があるとして、市民に今から備えるよう呼びかけた。バルボアパークで開かれた会見には、危機管理室、警察、消防救急、交通、雨水 (うすい)、環境サービスなど市のほぼ全部門の担当者と市議会議員ら約20人が顔をそろえた。トッド・グロリア市長は「市は最大限の準備をしている。市民の皆さんにも同じ備えをお願いしたい」と述べ、行政と住民双方の役割分担を強調した。 ■2024年1月の大洪水が教訓 市が異例の規模で警戒を呼びかける背景には、2024年1月の記録的な洪水がある。この時はサウスクレスト、エンカント、マウンテンビュー、リンカーンパークなど市南東部が広範囲に浸水し、甚大な被害が出た。詰まったチョーラス・クリークへの対応が不十分だったとして市は批判を浴び、その後、被災者に保険金を支払った保険会社に対して多額の和解金を支払っている。ジョー・ラカバ市議会議長は、過去に浸水した地区では同程度かそれ以上の被害を想定すべきだと述べた。 ■雨水インフラの清掃と維持管理を前倒し 市の雨水局は、水路や排水溝の清掃・維持管理を通常の雨季より前倒しで進めている。前年度は11マイル以上の雨水路を整備し、2024年の洪水で被害を受けた地区などを優先した。7月に始まった2027会計年度には、20マイル以上の水路の整備を予定している。一方で市内には民有の水路もあり、約180人の所有者に対して清掃・維持の責任を通知する方針だ。ただし市の雨水インフラには50億ドル (約7,500億円) 規模の整備の積み残しがある。 ■気象局の職員が危機管理室に常駐 対応強化の一環として、消防救急局のロバート・レゼンデ次長は、米国立気象局 (NWS) の気象専門官フェリックス・カストロ氏が市の危機管理室 (Office of Emergency...

ボニータの少年野球チーム リトルリーグ・ワールドシリーズへ 郡勢10年ぶりの快挙

8/20/2026 ■郡勢10年ぶりの全米大会出場 サンディエゴ郡ボニータを本拠地とするスウィートウォーター・バレー・リトルリーグ (Sweetwater Valley Little League, SVLL) の12歳以下オールスターチームが、ペンシルベニア州サウス・ウィリアムズポートで開催中のリトルリーグ・ベースボール・ワールドシリーズ (Little League...

ラスベガス以外で最高のカジノは? PECHANGA RESORT CASINOが全米有数の読者投票にノミネート

Pechanga Resort Casino、全米有力紙『USA Today』の「10Best」読者投票でカジノ2部門にノミネート Pechanga Resort Casino のThe Cove プールエリアとホテルタワー。画像提供:Pechanga...

ガソリン車禁止方針に反対65% ニューサム知事の看板政策に逆風

7/31/2026 世論調査で反対が賛成の倍近くに非営利の調査機関「カリフォルニア州公共政策研究所 (PPIC)」が実施した最新の世論調査で、ギャビン・ニューサム (Gavin Newsom) 州知事が掲げる2035年までの新車ガソリン車販売禁止方針について、投票有権者の65%が反対、賛成はわずか34%にとどまることが分かった。 看板の気候変動政策が政治的火種に同方針はニューサム氏の代表的な気候変動対策として位置づけられてきたが、今回の調査結果は、物価高が続く中で有権者の間に負担増への警戒感が強まっていることを浮き彫りにした。今秋の中間選挙を控え、同州の民主党陣営にとって扱いにくい論点となりつつある。 自動車業界や消費者からも懸念の声ガソリン車禁止方針をめぐっては、これまでも自動車業界や一部消費者団体から、充電インフラの整備の遅れや車両価格の上昇を懸念する声が上がっていた。今回の調査結果は、こうした懸念が有権者全体に広がりつつあることを示す形となった。 知事側は電気自動車普及策も推進一方でニューサム知事は、新車の電気自動車 (EV) 購入者向けに最大$3,500(約54万円)、中古EVには$1,750(約27万円)の即時値引きとなる制度への署名を発表するなど、普及促進策も同時に進めている。世論の逆風の中、州の環境政策の行方が注目される。 ︎上の画像は AI が生成したイメージです。

サンディエゴ市議会選挙、候補者提出資料の公開審査始まる

7/31/20261月の本選挙に向け書類審査がスタートサンディエゴ市は7月28日から8月7日まで、11月3日投開票の市議会選挙に立候補した候補者らが提出した資料の公開審査期間を実施している。対象となるのは市議会9議席のうち第2・4・6・8地区の4議席で、いずれも6月2日の予備選挙を経て本選挙に進む顔ぶれが固まりつつある。 2議席は現職の任期満了で空席に第2地区のジェニファー・キャンベル (Jennifer Campbell) 氏と第8地区のヴィヴィアン・モレノ (Vivian Moreno) 氏は、いずれも任期制限のため出馬できず、新人同士の争いとなる。一方、第4地区と第6地区では現職のヘンリー・フォスター3世 (Henry Foster...

米、「強制労働」対策不備の60カ国・地域に追加関税 最大12.5%

7/31/2026 輸入品の99%が対象に米通商代表部 (USTR) は7月23日、強制労働によって生産された製品の輸入を禁止する対策が不十分だと認定した60の国・地域に対し、通商法301条に基づく追加関税を発動すると正式発表した。対象国は中国や欧州連合 (EU)、メキシコなど、米国の輸入額の99%近くを占める規模となる。 税率は対策の有無で10%か12.5%に関税率は、輸入禁止措置を導入済み、または導入を約束している国・地域には10%、対策を取っていない国・地域には12.5%が課される。今回の措置は7月24日午前0時1分(米東部時間)に発効し、期限切れとなった一律10%の「通商法122条」関税と入れ替わる形となった。 半年にわたる調査を経て決定USTRは今年3月12日に60件の調査を開始し、6月2日に是正措置の対象になり得ると判断。7月6日までの意見募集には1,600件超が寄せられ、7月7日から3日間の公聴会では100人以上が証言した。これらの手続きを経て、7月23日にトランプ大統領の指示のもと最終決定に至った。 一部品目には猶予期間も発効時点ですでに船積みされ輸送中だった貨物については、7月28日午前0時1分(米東部時間)までに通関手続きを済ませれば追加関税の対象外となる猶予措置が設けられている。USTRは今後、製造業の過剰生産能力に関する別の301条調査の結果も公表する見通しで、対米輸出国への影響はさらに広がる可能性がある。 ︎上の画像は AI が生成したイメージです。

パドレス売却、投票はなお先送り トレード期限は8月3日に

7/31/2026新オーナー、書類は提出も投票日程は未定サンディエゴ・パドレスの新たなオーナー候補である投資家夫妻、ホセ・E・フェリシアーノ (Jose E. Feliciano) 氏とクワンザ・ジョーンズ (Kwanza Jones) 氏の陣営は、球団売却を正式承認するための最終書類をMLB機構に提出した。売却額は$39億(約6,050億円)とMLB史上最高額になる見込みだが、承認には他球団オーナー29人のうち少なくとも22人の賛成が必要で、投票の日程はまだ決まっていない。 トレード期限までの完了は絶望的にMLBのロブ・マンフレッド (Rob...

移民当局への医療データ提供問題 パランティア社への共有も発覚

7/18/2026 数百万人分のデータが不適切に共有連邦医療保険メディケア・メディケイドサービスセンター (CMS) は今年1月、低所得者向け医療保険メディケイド (Medicaid) 加入者数百万人分のデータを、移民・関税執行局 (ICE) に不適切に提供していたことが判明している。この問題を巡り、民主党系の州司法長官20人以上が政権を相手取り提訴していた。 ICEがデータ分析企業に共有していたと発覚新たに公開された法廷資料によれば、ICEはこの個人情報データを、政府向けデータ分析を手がける企業パランティア (Palantir) にも共有していたことが分かった。パランティア社が運営するアプリ「ELITE」は、ICE捜査官が国外退去の対象となりうる非市民の住所を表示するために使われているという。 削除の証拠は不十分 やり取りの記録もカリフォルニア州の副司法長官が提出した宣誓供述書によると、原告側がパランティア社などの委託先がデータを確実に削除したかを尋ねたところ、政府側は「データはマイクロソフト・チームズ...

米国、留学生ビザの滞在を最長4年に制限 9月15日発効

7/18/2026 「在学期間中滞在」制度を廃止米国土安全保障省 (Department of Homeland Security, DHS) は7月16日、留学生(F・J ビザ保有者)向けの新規則を正式決定した。これまでは在学期間中であれば継続的に滞在できる「デュレーション・オブ・ステータス (duration...

「億万長者税」11月住民投票へ 資産10億ドル超に一時5%課税案

7/18/2026 署名数は必要数の約2倍 正式に投票対象へ医療従事者労組(SEIU United Healthcare Workers West)が主導する「億万長者税」案が、2026年11月3日の住民投票にかけられることが正式に決まった。州務長官シャーリー・ウェバー (Shirley Weber) 氏は6月、必要数の874,641筆を大きく上回る約160万筆の署名が集まったと発表し、初回法案として認定した。 対象は資産10億ドル超の約200人この「2026年億万長者税法」は、2026年1月1日時点でカリフォルニア州に居住する純資産10億ドル(約1,590億円)超の個人に対し、最大5%の一時的な富裕税を課す内容だ。対象となるのは州内の億万長者約200人で、株式や事業資産、美術品なども含む世界規模の資産が課税対象となる一方、不動産や年金・退職金口座などは除外される。 税収は医療・教育予算の穴埋めに支持する労組側によれば、この課税により最大1,000億ドル(約15兆9,000億円)規模の税収が見込まれ、連邦政府による医療関連予算削減の穴埋めとして、低所得者向け医療保険メディケイド (Medicaid)...

サンディエゴ市、公共安全労組と交渉続く 他部門は3年契約で妥結

7/18/2026 他部門は3年契約を可決 賃上げと無給休暇を両立サンディエゴ市議会は6月中旬、市職員一般労働組合(Municipal Employees Association)や現業職労組など3団体との新たな労働協約を承認した。今回の協約では2026年7月から2029年1月にかけて段階的な賃上げが行われる一方、2027・2028会計年度には40時間の無給休暇(furlough)が義務付けられる。労組側は、リーマン・ショック後の約10年に及ぶ賃金凍結からの回復を目指す「生活費調整」だと説明している。 警察・消防・ライフガード労組は交渉継続中一方、警察官・消防士・ライフガードを代表する労働組合は、依然として市当局との交渉を続けている。これらの労組の現行協約は6月末に期限を迎えており、更新協議は難航している模様だ。市は今年度予算で図書館や公園・レクリエーションセンターへの予算を削減しており、公共安全部門の人件費との兼ね合いが今後の焦点となる。 背景にあるのは市の厳しい財政事情市職員労組の幹部は、サンディエゴ市の職員給与が近隣自治体や州内の他都市に比べて依然として低い水準にあると指摘している。今回の3労組との合意は、あくまで生活費の目減りを補う調整であり、大幅な待遇改善ではないという立場だ。しかし予算縮小の中での賃上げには、市議会内でも慎重な意見が出ている。 交渉の行方は市政運営全体に影響未解決の警察・消防・ライフガード労組との協議は、今後数週間から数か月にわたって続く可能性がある。合意に至らない場合、人員確保や士気の維持に影響が出ることも懸念されており、市民生活に直結する公共安全サービスの質にも波及しかねない。市当局は「誠実な交渉を続ける」との姿勢を示している。 ︎上の画像は AI が生成したイメージです。