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SDでネズミ急増の可能性 歴史的ヒートウェーブの影響

2024年9月1日 サンディエゴを含む南カリフォルニア一帯を襲った歴史的な夏の熱波により、ネズミの大量発生が懸念されている。 害虫駆除専門家によると、この異常な気象条件がネズミの行動を活性化させているという。 スミス害虫管理社 (本社:サンノゼ市) のザカリー・スミス社長は「今夏に経験した熱波こそが、ネズミの急増を促進した要因」とプレスリリースで報告している。 「野生環境がネズミにとって過酷すぎると、食料や繁殖地を求めて人家に侵入する。それが現実的に起こっている」と警告。 ネズミの侵入が疑われる屋内での典型的な現象としては、糞 (ふん) や噛み跡、埃 (ほこり) の中の足跡、小動物が動く物音が挙げられる。 屋根裏、地下室、家電機器などの裏側に巣のようなものが形成されていると、侵入の可能性は高いとスミス氏は説明する。 ネズミの侵入を阻止するには、屋内の隙間を封じ、家の周りの植生を刈り取って “聖域” を減らすことが肝要。 また、食料や水の供給源を断つことも重要で、密閉容器を使用して食品ロスや食べ残しを片付け、定期的にゴミを処分する必要がある。 さらに、水漏れを修理し、停滞水を取り除くことも推奨されている。 「侵入を未然に防ぐことは侵入後に対処するよりも容易で効果的」とスミス氏は強調する。 さらに、ネズミの活動を確認した場合は、早期の対策としてマウストラップ...

パドレス、ワイルドカード圏内に 2年ぶりプレーオフ進出に期待

2024年9月4日 メジャーリーグの2024年レギュラーシーズンは20試合ほどを残すのみ。 9月4日現在、パドレスは80勝61敗でNL西地区2位。 3位ダイヤモンドバックスと共にワイルドカードでプレーオフ出場権を得る勢いだ。 首位はドジャース。 今季のNLは西部の3チームが快走する「西高東低」となっている。 パドレスはオールスターゲーム以降に快進撃を続け、9月4日時点の「貯金」は19。 パ軍はワイルドカードレースで「第1枠」の位置をキープしている。 球団公式サイトは「家族に関する個人的な事情」で7月6日から制限リスト (Restricted List) に入っていたダルビッシュ有投手の負傷者リスト (Injured List=IL) への移行と、同投手のチーム合流を明らかにした。 ダルビッシュ投手は8月30日にアリゾナ州・ピオリアの球団施設でレッズのマイナー選手を相手に実戦形式の投球練習を行い、4回66球を投げて打者18人と対戦。 シルト監督は投球内容について「非常に順調」と報告している。 メジャー復帰時期は9月上旬とみられている。  最終盤に突入した今月の注目すべき対戦カードは次の通り。 ホームゲームではアストロズ3連戦 (9/16~9/18)。 ローテーションが合えば、7月のトレードで移籍した菊池雄星投手がペトコパークのマウンドに立つことも。 アウェーでは大谷翔平選手のドジャース3連戦 (9/24~9/26)、シーズン最終シリーズのダイヤモンドバックス3連戦...

バットで殴打、オーシャンサイド 無差別襲撃事件、4人重傷

2024年8月19日 オーシャンサイド市警によると、8月17日午後8時50分頃、オーシャンサイド港に隣接する N. Harbor Dr. で無差別襲撃事件が発生し、4人の被害者が重傷を負った。 バンダナで顔を隠した2人組が複数の男性をバットで襲撃し、容疑者と被害者の乱闘も発生しているとの目撃者の通報を受け、オーシャンサイド市警が現場へ急行。 容疑者たちは警察の到着前に車で現場を離れており、その際に2人の被害者が頭部に外傷を負い、病院へ搬送された。 同市警の巡査は地元メディアに対し、目撃者の話として、容疑者たちが無差別に通行人に喧嘩 (けんか) を売っていたと伝えた。 また、事件の様子を携帯電話で撮影していた通行人も容疑者たちに狙われ、デバイスを奪われそうになった。 また、警察当局はこの攻撃で2人が負傷した後、同じ容疑者による別のバット攻撃でさらに2人が病院に搬送されたことを明らかにした。 同じエリアで、同様の手口で、同じ容疑者たちに襲われたことになる。 計4人の被害者は最寄りの病院で治療を受けた。 警察の発表では4人全員が頭部の裂傷を含む重傷を負っており、1人は顔面骨折と診断された。 19日現在も捜査が続いている。 容疑者2人は行方不明だが、乗車していた車両を特定しており、有力な情報は得ているようだ。 事件を目撃した住民の一人は「他人への攻撃がエスカレートして、殺人的な無差別暴力が蔓延している。 現代社会は崩壊しているのか?」と、怒りと恐怖を滲 (にじ) ませた口調で話していた。 *写真はイメージ   (2024年9月1日号掲載)

作曲家の湯浅譲二さん死去 文化功労者、元UCSD教授

2024年8月8日 日本の現代音楽の発展に貢献した作曲家で文化功労者の湯浅譲二 (ゆあさ・じょうじ) さんが7月、肺炎のため東京都の自宅で死去した。 享年94。 福島県郡山市出身。 葬儀・告別式は近親者で行った。 喪主は長男龍平 (りゅうへい) さん。 
独学で作曲を始め、医師を志して1949年に慶應義塾大に入学したが、現代音楽に触れて作曲家の道へ。 戦後に多様な前衛芸術を展開した「実験工房」で武満徹さんらと活動。 国内外で活躍し、オーケストラや室内楽、合唱、電子音楽などを幅広く作曲した。 
代表作に、松尾芭蕉の俳句に発想を得た「芭蕉の情景」「クロノプラスティク」「ヴァイオリン協奏曲」などがある。 テレビや映画の音楽も数多く担当。 NHK大河ドラマ「徳川慶喜」や九重佑三子さん主演のドラマ「コメットさん」の音楽のほか、童謡「はしれちょうとっきゅう」も広く知られている。 
カリフォルニア大サンディエゴ校 (UCSD) の教授や、桐朋学園大特任教授を歴任し、後進の育成に努めた。 90歳を超えても精力的に曲を書き、2023年8月には東京・サントリーホールで委嘱作品「オーケストラの軌跡」が初演された。 
1997年に芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、1999年に恩賜賞・日本芸術院賞、2014年に文化功労者。 *写真:文部科学省ホームページより (2024年9月1日号掲載)

ディラン・シースが無安打無得点 メジャーで今季2度目、週間MVPも

2024年7月26日 大リーグ、パドレスの先発右腕ディラン・シース投手 (28)が7月25日、ワシントンで行われたナショナルズ戦に先発登板し、抜群の制球力と鋭い変化球で無安打無得点試合を達成。 同投手はチームトップの今季11勝 (8敗) と波に乗る。 114球で9回を投げ切り、9三振/3四球の内容。 試合は3-0でパ軍の勝利。 敵地3連戦のスイープと5連勝に華を添えた。 メジャーでの「No-No」は今季2度目の快挙。 パ軍は1回表、二死満塁から6番打者の金河成 (キム・ハソン) 遊撃手が走者一掃の二塁打を放ち先制。 シース投手がこの3点を守って相手打線を封じ込めた。 守備では5回裏、ザンダー・ボガーツ二塁手がファンブルしたヒット性の小飛球をジャクソン・メリル中堅手が好捕してピンチを救った。 シース投手は2019年にシカゴ・ホワイトソックスでメジャーデビュー。 2022年に14勝8敗、防御率2.20をマークしてサイ・ヤング賞 (最優秀投手賞) の投票で2位に入った。 今季パドレスに加入し、22試合で10勝8敗、防御率3.40。 メジャー通算では54勝43敗。 2022年9月3日のツインズ戦で9回2死から安打を許して記録達成を逃した経験があり、リーグ公式サイトに「これは非常に達成することが難しい偉業だ」と語り、喜びを噛み締めた。 パドレスの無安打無得点試合は2021年4月9日にジョー・マスグローブ投手が達成してから球団史上2度目。 MLBは7月29日、ナ・リーグの週間MVP (7/22~7/28)...

パドレス、プレーオフへ戦力補強 ブルペン有力投手、トレードで獲得

2024年8月6日 メジャーリーグのレギュラーシーズンは約70%を消化し、50試合ほどを残すのみ。 8/6現在、パドレスは62勝52敗でNL西地区2位。 直近10ゲームで8勝2敗と好調を維持。 「貯金」を10台に伸ばし、ワイルドカード圏内にいる。 7/30~7/31にペトコパークで行われたドジャース2連戦を見事にスイープ。 初戦は0対5の劣勢から延長10回裏に6対5のサヨナラ勝利を収めて観衆を沸かせた。 第2戦はサイ・ヤング賞3度受賞のメジャー復帰2試合目となるクレイトン・カーショウ投手を打ち込んで8対1と快勝! NL西地区首位ドジャースに4ゲーム差。 8/6現在、パ軍のチーム打率.265は両リーグ30球団中トップ。 安打数1,028も30球団中2位 (1位はレッドソックス) と上位にあり、攻撃力が看板だ。 一番の注目株はオールスターゲーム初出場を果たしたジュリクソン・プロファー左翼手。 本塁打 (19)、打率 (.302)、打点 (71)、安打 (120)、出塁率 (.395)...

ニクソン火災、SD郡境界で避難勧告 ボーダー66火災、米墨国境で発生

2024年7月31日 先月末にカリフォルニア州中部で発生した山火事は州南部にも被害が拡大し、火の猛威はリバーサイド郡~米墨国境域まで及んだ。 リバーサイド郡南部で7月29日午後12時30分頃に発生した「ニクソン火災」は、30日時点で同郡内ビューティー マウンテン ウィルダネス地域で延焼を続けており、条件次第ではサンディエゴ郡にも拡大する可能性があるという。 これを受けて、SD郡保安官事務所は両郡境界の地域に対して避難勧告を発出した。 30日夕刻時点でニクソン火災の広がりは4,941エーカーに達した。 カリフォルニア州消防局 (Cal Fire) は完全に鎮火されていないと発表。 この火災で住宅1棟が全焼し、4棟の構造物が被害を受けた。 さらに同日、もう一つの山火事がアメリカ/メキシコ国境沿いで発火し、消防士たちは消火作業に追われていた。 この火災は「ボーダー66火災」と名付けられ、Cal Fire の発表によると、バハカリフォルニア州の国境都市テカテにある、先住民クメヤアイ族の霊山テカテピークで発生した。 30日の時点で火災は既に296エーカーを焼き尽くしており、SD郡の最南東部まで広がっているという。 SD郡の平均気温と乾燥度は “地球沸騰化”...

ラメサで50匹のペットを保護 多頭飼育崩壊の現場から

2024年7月29日 サンディエゴ動物愛護協会 (SD Humane Society) は7月28日、ラメサ市内の一戸建て住宅で起きた多頭飼育崩壊の現場から50匹のペットを保護した。 飼い主は多数の動物を飼育していたが、生活状況の悪化、飼育環境の低下、動物の健康状態の悪化のいずれか、または複数の問題が生じている状況に追い込まれ、飼育継続が不可能になったとみられる。 救済を求められたサンディエゴ動物愛護協会が対応に当たり、48匹の猫と2匹の犬が救出された。 地元メディアが伝えた。 動物愛護協会の広報担当者ニナ・トンプソン氏によれば、保護の対象となった50匹は協会のキャンパスに移送され、ノミの治療と予防接種を受けた後、適切な飼育環境が整えられるという。 ペットたちは医療検査を受け、避妊・去勢手術も行われる予定で、検査と手術のプロセスが終了し、健康状態が確認された後に里親に出されることになる。 動物愛護協会によると7月28日現在、同協会の収容施設には1,962匹の動物が保護されており、許容範囲が限界に達している。 猫は939匹、犬は795匹で全体の約88%を占めている。 協会側は、家族の一員としてペットを迎え入れたい有志者に対して譲受を検討するよう呼びかけている。 また、動物たちの安全を確保するために寄付も重要なサポートになるとしている。 このような多頭飼育崩壊に対処するためには地域全体の協力が不可欠。 動物愛護協会は飼い主が困窮に直面した際の支援を行うとともに、適切な管理とケアを提供している。 *写真はイメージ (2024年8月16日号掲載)

KAABOO、来年9月に復活? SDの人気ミュージックシーン

2024年8月1日 2015年から2019年まで初秋にデルマー競馬場 (2019年はペトコパーク) で開催されていた大型ミュージックフェスティバル「KAABOO (カーブー)」。 コロナ禍で再開の目処が立たなかったが、デルマー競馬場を運営する第22区農業協会 (22nd District Agricultural Association) の発表によると、同フェスティバルが2025年にサンディエゴ郡内に戻る可能性が高まっている。   農業協会は、音楽、アート、コメディの一大祭典をデルマーに呼び戻すために、イベント企画社...

盛夏到来、コロナ感染拡大 SD郡の陽性率14%、接種推奨

2024年7月19日 サンディエゴ郡保健福祉課は7月19日、郡内のCOVID-19陽性率が14%を超えたことを受けて、住民にワクチン接種と体調不良時の検査を自発的に受けるよう進言した。 盛夏を迎えて、SD郡を含むカリフォルニア州全域でウイルスの活動量増加が確認されている。 カリフォルニア大SD校健康課 (UCSD Health) は同日、7月に入って陽性者に呼吸器疾患の増加が見られることから、郡内の感染状況を「イエローティア (yellow tier)」のレベルへ移行すると発表。 イエローティアでは受診者にマスク着用を推奨し、呼吸器疾患を疑われる場合はマスク着用が義務付けられる。 また、地元の多くの医師によると、最近の症例では新たな「フラート (FLiRT) 変異株」が検出されているという。 入院患者数は増加しているがコロナ禍ピーク時の水準には達していない。 フラートは「JN.1」から派生した3つの変異株「KP.3」「KP.2」「LB.1」が感染症例の7割以上を占め、免疫系を巧妙に回避して効率的に感染を広げる特徴がある。 今年になってワクチン接種をしていない人、半年以上前に自然感染した人は、これらの変異株に対する免疫力が低く、今夏に感染が急増した理由と思われる。 検査率を向上させるために、郡当局は地域の公衆衛生センターでの無料検査の便宜を拡大した。 予約を奨励しているが、状況に応じてウォークインも受け付けている。 検査場所と時間は以下の通り:◆Central Region...

SD動物園にパンダ2頭到着 中国指導部、対中感情改善図る

2024年6月27日 中華人民共和国からサンディエゴ動物園に貸与されるジャイアントパンダ2頭を乗せた輸送車が6月26日、中国ジャイアントパンダ保護研究センター (四川省成都市) の基地を出発し、27日に到着した。 中国の習近平指導部には「パンダ外交」を通じて、米国民の対中感情を好転させ、米中関係を安定化させる狙いがある。 中国野生動物保護協会 (The China Wildlife and Conservation Association)...

大谷、All-Star戦4年連続出場 ダルビッシュ、復帰登板は後半戦

2024年7月4日大リーグ機構 (MLB) は7月3日、オールスター戦 (7月16日/テキサス州アーリントン/グローブライフ・フィールド) の先発野手を対象にしたファン投票の最終結果を発表し、ドジャースの大谷翔平選手がナショナル・リーグの指名打者 (DH) 部門で選ばれ、4年連続4度目の先発出場が決まった。 大谷選手はカイル・シュワバー外野手 (フィリーズ) との決選投票で63%の票を集めた。 DH部門でファン投票による4年連続選出は史上初で、ドジャースからファン投票で選ばれた唯一のDHプレーヤーとなった。 パドレスからは外野手部門でジュリクソン・プロファー、フェルナンド・タティス・Jr.の両選手が選出された。 アメリカン・リーグは1次投票で最多得票のアーロン・ジャッジ外野手に加えてフアン・ソト外野手がヤンキースから選ばれ、オリオールズ勢も2人が入った。 ナショナル・リーグはブライス・ハーパー一塁手らフィリーズ勢の3人が最多だった。 投手と控え野手は選手間投票などで選出され、7月7日に全選手が出そろう。 また、パドレスのマイク・シルト監督が6月28日、右肘炎症で負傷者リスト...

中国製EV輸入、制裁関税「見せかけ」 全体の2.0%、UCSDの調査で判明

2024年6月11日 米国が2023年に輸入した電気自動車 (EV) のうち、中国からの輸入額は全体の 2.0%だったことが6月10日までに、カリフォルニア大サンディエゴ校 (UCSD) の調査で分かった。 米国市場に占める中国製EVの存在感は低く、分析した専門家は、米政権の対中制裁関税の強化は「中国に厳しく対応しているように見せるための政治的な動機によるものだろう」と指摘した。バイデン政権は5月、中国が過剰生産により、不当に割安な製品を市場に氾濫させることで「他国を犠牲にして成長する戦略を続けている」 と批判し、EVや半導体など重点分野の制裁関税の引き上げを発表。 中国が攻勢をかけるEVは、現行の25%から100%に引き上げ「中国の非競争的な貿易慣行から製造業者を守る」と強調していた。 
UCSDのカイル・ハンドリー准教授は、貿易統計などのデータに基づいて、関税の強化対象となる製品の輸入状況や代替先などを分析するツールを開発。 2023年のEV輸入元シェアはドイツの29.5%が最大で、韓国の23.5%、メキシコの19.9%、日本の11.2%と続いた。 
一方、EVなどに欠かせない永久磁石の2023年の輸入元は、中国が全体の80.0%を占めた。 日本4.9%、ドイツ2.9%と続いたが大きな開きがある。 米政権は現行0%の制裁関税を25%とする方針だが、ハンドリー准教授は「日本のシェアが急拡大しなければ、供給網に問題が生じるだろう」とし、2026年の引き上げ時期が先送りされる可能性を指摘した。 
EV向けリチウムイオン電池も中国が65.1%を占めた。 半導体製品の中には31.0%に上るものもあった。   (2024年7月1日号掲載)

オールスター戦、大谷DHトップ ダルビッシュ、左脚張りでIL入り

2024年6月18日 大リーグ機構は6月17日、オールスター戦 (7月16日開催・テキサス州アーリントン) の先発野手を対象にしたファン投票の第1回中間結果を発表し、ドジャースの大谷翔平選手はナショナル・リーグの指名打者 (DH) 部門で100万2,377票を集めてトップに立った。 同リーグで最多得票のブライス・ハーパー一塁手 (フィリーズ) と約11万票差で、DH部門の2位マーセル・オズナ選手 (ブレーブス) とは約52万票差をつけた。 投票は2段階で実施され、6月27日までの1次投票で各リーグ最多得票の選手は先発出場が決まる。 それ以外のポジションの上位2人...

LA「リトル東京」存続危機  民間団体、歴史地区に指定

6/2/2024 米民間非営利団体「歴史保護ナショナル・トラスト (National Trust for Historic Preservation)」は今年5月、約140年の歴史を刻むロサンゼルス中心部の日系人街リトルトーキョーを存続の危機にある歴史地区に指定。 再開発の影響を受けていると指摘した。 指定により、歴史的価値の維持に向けた機運を高める狙いがある。 米国立公園局 (National Park Service=NPS)...

コロナド、美しい海岸高評価 全米ベストビーチランキング

5/15/2024  有力旅行雑誌社「トラベル+レジャー (Travel + Leisure / 本社:ニューヨーク)」が4月に発表した「2024年全米優良海岸トップ25」でカリフォルニア州から3海岸がランクインした。 サンディエゴ郡のコロナドビーチも含まれている。 同社の海岸評価ランキングは、カリフォルニア~フロリダ~ニューヨーク~ハワイを網羅し、全米で人気の高い海岸、湾岸、湖岸を対象に、景観、波と砂のクオリティー、サーフヘブン、ファミリーフレンドリーなどの観点からの厳正な評価に基づいて作成された。 カリフォルニアからはトップランクに属する3海岸を選出。 ▪︎モントレー半島南部の “芸術家の街” カーメルバイザシー (Carmel-by-the-Sea...

SD郡、西ナイル熱の防疫体制へ 定期的な殺虫剤空中噴霧を実施

5/11/2024 サンディエゴ郡環境保健衛生課は、蚊が地域全体へ西ナイルウイルスなどの病気を広める可能性を防ぐため、蚊の繁殖期の到来を見据えながら、蚊幼虫駆除を目的とする定期的な殺虫剤空中噴霧を実施する。 今年初となる徹底駆除は4月第4週に2日間行われた。 駆除の対象は郡内約1,400エーカーに及ぶアクセス難とされる蚊の繁殖地域で、最大52の地元水路が含まれている。 過去数年間、毎月1回ほどの頻度で投下されてきた。 使用される駆除薬は人間やペットに害を与えないが、蚊の幼虫を成長させない効果がある。 元来、西ナイルウイルスが引き起こす西ナイル熱は北アフリカの風土病で、1937年にウガンダで初めて確認された。 CA州で検出されたのは2003年8月。 以来、SD郡保健当局は防疫態勢を充実させ、住民に向けて「長袖・長ズボンの着用」「ボウフラの生息拠点の根絶」を呼びかけてきた。 毎年、SD郡では2人~20人台の範囲で西ナイル熱感染者が出ている。 西ナイルウイルスの主媒介はヤブカ属の蚊で、人にも動物にも感染し、約20%の患者に風邪に似た症状 (発熱、頭痛、吐き気、息切れ、皮膚発疹、リンパの腫れ など) が出るが、発症しても多くは数日~1週間で回復する。 致死率は1%未満 (150人に1人) と低いが、50歳以上の中高齢者や基礎疾患を持つ場合は重篤な症状を起こす危険性がある。 5月も半ばとなり、初夏へと季節が移行して蚊の繁殖期を迎えるにあたり、西ナイル熱やジカ熱の感染対策を万全にしておく必要がある。 (2024年6月1日号に掲載)

600マイル先で愛猫発見・・保護 アマゾン返品ボックスに紛れ込む

5/12/2024 ユタ州に暮らす家族が飼っていた猫「ガレナ」(♀) が4月に姿を消した。 あまりにも突然に愛猫が「失踪」してしまい、家族はフェイスブックに「文字通り、彼女は消えてしまった」と投稿。 必死に界隈 (かいわい) を探し回ったが、ガレナは見つからなかった。 ガレナは家族の一員として愛され、彼らの生活に欠かせない存在だった。 米メディアによると、愛猫が姿を消してから1週間後に、落胆していた家族に予期せぬ電話が掛かってきた。 ガレナが南カリフォルニアで見つかったという。 フェイスブックには「彼女のマイクロチップがスキャンされ、獣医さんからテキストが送られ、電話もありました!」と書き記されている。 経緯を説明すると、家族はガレナがアマゾンの返品用ボックスの中に紛れ込んでいたのを知らず、約600マイル (約960キロ) 離れた南カリフォルニアのリバーサイド郡で保護されるという、奇想天外かつ幸運な結果となった。 発見したのはアマゾンの従業員だった。 家族は安堵の溜息 (ためいき) をつき、(ペットが行方不明になる) 緊急事態に備えて、飼い主にマイクロチップ装着の重要性を促している。 家族によると、好奇心旺盛なガレナは誰にも気づかれずに、アマゾンの返品用ボックスに入り込み、リバーサイド郡の返品センターに郵送されたという。 ガレナは6日間にわたり食糧と水は得られなかったが、“侵入”...

SD動物園に中国からパンダ 2頭仲間入り、4歳♂、3歳♀

2024年5月4日 中国野生動物保護協会 (The China Wildlife and Conservation Association) が今年2月、サンディエゴ動物園とジャイアントパンダの国際保護協力に関する新たな協定を結んだことにより、この夏に中国側からパンダ2頭が送られてくる。 5年ぶりにSD動物園の “住人”...

ダルビッシュ、原点回帰で初勝利 日米通算200勝にあと3勝

2024年5月1日 4月14日以来の登板となったパドレスのダルビッシュ有投手が、原点回帰で今季初勝利をつかんだ。 首の張りから回復し、5連敗中だったチームに白星をもたらした。 「連敗を止めたことが僕の中で一番うれしい」と、エースの風格を漂わせた。 
登板日は試合直前までグラウンドに出ないが、この日は開始約3時間半前に表に出て、軽くキャッチボール。 日本ハム時代の調整を思い出して取り組み「(年齢を重ねるにつれ) エンジンが掛かるのも遅くなってきている。 余裕を持って準備すれば解消できると思った」と説明した。 マウンドでも円熟味が光った。 若い頃の自分を支え、最近は投球の割合が減っていたスライダーを「もう一度信じて投げてみよう」と多投。 3回2死二、三塁では強打のエリー・デラクルス内野手をその変化球で一ゴロに封じた。 
プロ20年目の37歳が長い歩みを凝縮した投球で、日米通算200勝にあと3勝に迫った。 「あと3つ、4つと考えると途方もなく感じる。どうすれば、もっと巧くなれるかを考えながら、積み重ねていきたい」と殊勝に語った。 Q:首の状態は。 A:だいぶ良い。普通の先発の日だと思って、いつも通り打者を勉強して集中して入れた。 Q:好投の内容は。 A:制球も全体的に良かった。今日はやっぱり速いスライダー。元々すごく投げていた球だが、去年くらいから割合が落ちていた。もう一度信じて投げてみようと思った。 Q:3回のピンチで強打者デラクルスを封じた。 A: (1回は三振を奪ったが) 相手も自分の球を見て、2打席目で嫌な場面だった。とにかく、自信のある球を思い切り投げる、という気持ちで向かったのが良かった」 Q:日米通算197勝。 A: 勝利は5回を投げ、自分が勝っている状況で降りて、追い付かれずにチームが勝てば得られるという限定的なもの。何とも言えないが、チームが勝った証拠ではあるので、そういう意味では嬉しい」。   (2024年5月16日号掲載)

ナックル武器に今季初勝利 パドレスのウォルドロンに注目

2024年4月29日 大リーグで近年珍しくなったナックル投手、パドレスのマット・ウォルドロン投手 (27) が4月24日の敵地ロッキーズ戦で今季初勝利を挙げた。 空気抵抗が少なく、変化球の動きも小さくなるとされる高地デンバーの不利な条件下で6回/4安打/1失点と好投。 チーム公式サイトに「ストライクを先行できたのが大きかった」と勝因を語った。 ナックルボールは投げる際にほとんど回転を加えない。 指の腹でボールを押さえるようにして投げるため、ボールは空中で不規則に動く。 回転が少ないため、空気の微妙な流れや条件によってボールの軌道が大きく変わり、打者にとって非常に打ちにくい球となる。 通算318勝で米国野球殿堂入りしたフィル・ニークロ投手 (1939-2020) を筆頭に、かつてナックルボーラーは両リーグに数人ずつ存在した。 予測のつかない動きをする〝魔球〟の使い手が減った理由には、投手に求められる資質が耐久性より球速など瞬発的なパワーになったことや、捕手への負担が考えられている。 ウォルドロン投手もナックル一辺倒でなく、140キロ台後半の直球とカットボール、スライダーを織り交ぜて配球を組み立てる。 4月24日の試合では、ナックルならではの場面もあった。 捕手が球の変化についていけず後逸し、そのまま主審の腹部を直撃。 判定はストライクだった。 カイル・ヒガシオカ捕手は「えげつない球」と嘆くしかなかった。 2021年のキャンプ期間に、遊びで投げたことで使い始めたウォルドロン投手は「まさかこの球が僕の武器になるなんて」と驚きを隠さない。 ダルビッシュ有投手が故障離脱中のパドレス先発陣の一角で奮闘している。   (2024年5月16日号掲載)

大リーグ、ソウルで開幕 大谷、ダルビッシュから安打

2024年3月22日 大リーグの開幕戦が3月20日、韓国・ソウルの高尺 (コチョク) スカイドームで行われ、ドジャースの大谷翔平選手 (29) がパドレス戦で2安打/1打点/1盗塁と躍動、5-2の勝利に貢献した。 「最後まで試合に出られて終わったことが一番良かった」と満足そうに振り返った。 
パドレスの開幕投手を2年ぶりに務めたダルビッシュ有投手 (37) との初対決が実現した。 3回に今季初ヒットとなる右前打を放ち、二盗も決めて観客を沸かせた。 ダルビッシュ投手が4回途中で降板したため、対戦は2打席のみ。 「これから何回も対戦すると思う」と再戦を期待した。 4-2の8回には左前へ運んで追加点を叩き出し、勝負強さを見せつけた。 
大谷選手は昨年12月にドジャースと10年/総額7億ドル (約1,015億円=為替レートは入団合意時) のスポーツ界史上最高額で契約した。 2月に結婚を発表し、妻真美子さん...

ダルビッシュ、首張りに悩む IL入り、大谷から2三振奪う

2024年4月20日 大リーグ、パドレスは4月17日、ダルビッシュ有投手 (37) が首の張りを訴え、15日間の負傷者リスト (IL) に入ったと発表した。 球団公式サイトによると、シルト監督は「首の上部の張りで、少し休みを取るだけ」と長期離脱にならない見通しを示した。 IL入りは4月15日に遡 (さかのぼ) って適用される。 日米通算200勝にあと4勝に迫るダルビッシュ投手は今季5試合に投げて勝ち星がなく、0勝1敗、防御率4.18。 前回登板のドジャース戦 (4月14日・ドジャースタジアム) は5回...

「健康生活に最適な街」ランキング SD全米4位/カリフォルニア州2位

2024年4月15日 金融サービス会社/シンクタンクで、クレジットスコアなど信用履歴の調査業務も行う個人金融サイト「ワレットハブ (WalletHub) 」は4月、「健康生活に最適な街」のタイトルで、182都市を対象に全米とカリフォルニア州の都市ランキングを発表した。 WalletHubのリサーチャー/アナリストは「健康維持の責任は個人が担っている。 栄養価の高い食事を心がけ、定期的に運動を継続し、精神衛生ケアも疎 (おろそ) かにしない生活習慣が不可欠」と提唱。 その上で「理想的なライフスタイルを実現するには、高度な医療提供、緑豊かな公園、レクリエーション施設の充実、高品質食品を求めやすい都市に暮らすことが肝要。 生活環境の優劣こそが健康維持を成功させる重大なファクター」と強調している。 WalletHubは健康の重要指標41項目を調査対象とし、人口が集中する182都市圏を比較。 これらの指標は、医療、食事、フィットネス、緑地の4カテゴリーに大別され、各項目が100点を満点として採点。 データセットには、医療費、果物/野菜の消費量、能動的身体活動量の割合 (成人) などが含まれている。 サンディエゴは全米4位/カリフォルニア州2位と高評価。 項目別では、ハイキングトレイル整備度、健康志向レストランの数、フィットネス習慣の割合が突出し、最上位グループの位置につけた。 サンフランシスコは全米/CA州で1位にランクされた。 上位都市圏ではホノルルが全米2位、シアトルが3位と続く。 全米100位以内にランクインしたSD郡の都市はオーシャンサイド (全米45位/CA州13位)、チュラビスタ (全米93位/CA州18位)。   (2024年5月1日号掲載)