ドキドキ/ハラハラ

  大型連休を挟んで帰省して、新幹線に乗った。日本では岸田首相襲撃事件の記憶も冷めやらぬ中、G7広島サミットを間近に控え、対テロ厳戒態勢の下で交通機関の取り締まりも厳しくなっていた。私の隣の座席には、レジ袋に包まれた不気味な「何か」があった。そこに乗客はいない。空席? それとも誰かが座席確保の目印として置いたのか? まさしく正体不明の「不審物」。5分、10分、15分が過ぎても人が戻ってくる気配はない。気になりだすと、妄想が際限なく頭の中に広がっていく。中身は何だろう? よもや危険物? 触れたら爆発する? 良からぬ憶測がエスカレートして、居ても立ってもいられなくなった。防護服に身を固めた乗務警備員が来たら報告しようと決めていたが、彼らもなかなか現れない。そのうち「不審物をお見かけの方は、直ちにご連絡ください」との車内アナウンスが流れて、私のドキドキ/ハラハラ度はMAXに達する。いっそ座席を離れようかと思ったが、連休中の混雑から空席が見当たらず、逃げ場もない。命を落とす前に、遺書となるメモを妻宛てに書き残そうかとも考えた。20分も経過した頃だった。ガラガラと耳障りな音を立ててスーツケースを引いてきた大柄の中年婦人が、私の視界を遮 (さえぎ) って隣に座り、袋から特大の弁当を取り出して豪快に食べ始めた。(SS) ▽今年のWBC「侍ジャパン」の準決勝と決勝は、ドキドキ、ハラハラ、そしてヒリヒリした。私は小心者で、自分が応援する選手やチームのゲームをリアルタイムで観戦することができない。彼らが勝利を収めた後に、名場面を繰り返し観る。友人にそのことを話したところ、彼女の夫も同じような傾向があるとのこと。試合後、WBCのハイライトや、歓喜に沸く日本全国のニュースを何度も見返しているらしい。▽50代の8割はどこかに引っかかるという健康診断。特に「再検査」の結果を聞くときはドキドキする。健康オタクの知人は70歳から健康診断を受けないようにしたそうだ。検査の数値に一喜一憂するより、逆に健康診断を受けないことが精神衛生上で良いとの考えのようだ。▽「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中または地下に避難してください」。5年ぶりに沖縄へ帰省していた友人は、5月31日の朝に突如としてJアラートの警報を耳にした。那覇空港にいた彼女は、スマートフォンが一斉に警報音を鳴らし、周囲に響きわたるサイレンを体験。皆が不安げに見つめ合い、空港のスタッフにも緊張が走り、業務が一時停止したとのこと。警報が解除されたのは午前7時過ぎ。「初めてJアラートを聞いたけど、ドキドキしたよ」と友人。万が一のことを考えると不気味だ。何だか、大変な時代に生きていると思った。(NS) 日本に旅立つ当日。ロサンゼルス発の便に乗るため、サンディエゴからLAXへ車で送迎してもらうことに。外の景色を眺めながら、忘れ物がないか、頭の中で確認している私。パスポート、チェック! グリーンカード、チェック! コンタクトレンズ、チェック! 何度も念を押して大丈夫なはずなのに、ここぞという時、うっかりミスをする自分をよく知っているので、気は抜けない。確かに、大事なものはちゃんと持ってきている。安心して、久しぶりの日本に思いを馳せる。そろそろ空港に着く頃、私の斜め前に座っていた弟が「僕、そういえばパスポートがないんだよね」と呟いた。私は耳を疑った。「今なんて言った?」「パスポートないの。コピーは持ってるけど」と言って、カラーコピーされた紙をペラリと私の目の前に差し出してきた。「パスポートなかったら出国できないよ! いつからないの!?」と慌てふためく私をよそに、微笑む弟。いつも冷静沈着で生真面目な弟がしでかす、失態とは到底思えない失態。今さらサンディエゴに戻ってパスポートを探す時間なんてないし。どうしよう〜! 心拍数が一気に上がりパニックに陥る私。と、ここで目が覚めた。夢で良かった! 起きてもしばらくドキドキが止まらなかった。5年ぶりの日本帰省が2週間半後。母国で暮らす弟に、この夢の話、絶対しようと思っている。(RN) この春、南米から帰路に就く飛行機に搭乗した際に、かなり揺れた。私はしょっちゅう旅客機に乗っているが、これほどの揺れは久しぶりだ。同行の友達は、墜落するのではないかとハラハラしている。ところが、この私。飛行機はちょっとやそっとの揺れくらいでは決して落ちないことを、ある航空会社のキャプテンから聞いて知っている。故に、ハラハラもしない。ああ、つまらない。たまにはドキドキしたり、ハラハラしたい! そんな感情と出会うのも人生のスパイスとしてウエルカムなのになぁ・・。人間、歳を重ねてくると、酸いも甘いも噛み分けてきているので、そうそう胸がドキドキしたり、ハラハラしたりする機会が少なくなる。私のこれまでの人生は “スーパー波乱” と呼べるもので、他人がなかなか経験しないような “高波” を何度も乗り越えてきた。そのおかげ?で、私の神経が図太くなっているせいもあるだろうが、近年、いつドキドキ/ハラハラしただろうかと考えなくてはいけないほどだ。う~む。と考えていたら、あった、あった、ドキドキが。「新生活は宝物。これから始まるドキドキもハラハラも一つ一つが宝物。心が動き始めたら、さあ新しい宝物を探しに行こう」。これ、なんとドキドキするフレーズだろう。実は、コロナワクチン、ファイザー社のコマーシャル。最後にスポンサー名が明かされるまで、違う形でドキドキしたわ。(Belle) 今までずっと中古車に乗ってきた。各車それぞれの走りがとてもユニーク!(良く言えばね 笑)。そして全てがドキドキ・/ハラハラもん 笑。「Ford Escort 1984」:人生初の車。マニュアル車で、サンフランシスコの坂道発進がムズいと知らず 笑、道中エンスト、見知らぬ人にケーブルを貸してもらう 笑。「Jetta … Read more

忘れた / 度忘れ

  ▽20年ほど前、私は東京・砂防会館で、国政選挙に出馬した南米在住の日系人候補者を取材していた。困ったことに、インタビューの途中で、目の前にいる人物の名前をド忘れしてしまった。慌てて「お名前をもう一度、お伺いしたいのですが」と尋ねると、相手は一瞬「あれ?」という表情をしたが、すぐに「◯◯△△です」と返してきた。私は冷静さを装って「あ、存じています。漢字の表記を教えて頂けますか?」と、意図的な “変化球” を投じて窮地から抜け出した。確かこれは、田中角栄元首相が番記者の名前を忘れた時に使う、お得意の隠し技だった。▽幼少の頃、強烈な衝撃を受けた短編マンガは『鉄腕アトム』より先に発表された手塚治虫氏の近未来SFで、地球滅亡の恐怖を描いた作品だった。核戦争の危機が迫る中、宇宙で発生した暗黒ガスが地球を覆い尽くし、全生物が窒息死する運命に晒される。地球脱出船に乗ろうと醜い争いを始める若者、オセロに興じながら最期の日を静かに迎える老人、隕石の嵐の中で激しくピアノを弾き続ける音楽家・・。最も印象的だったのは「地球上に戦争はなくなった! 平和の到来だ!」と叫ぶ2人の為政者。実際に地球は滅びた? もう一度読みたいけれど、半世紀以上も昔の記憶が消えて、探し当てる術 (すべ) もなし。現代にも通じる、この秀作漫画の題名を忘れてしまった。(SS) ▽週に数回「10時10分テスト」をやっている。紙に円を描き、その中に1から12までの数字を配置し、最後に長短の針を描いて10時10分を示す。CDTと呼ばれるこの方法は、認知症の早期発見に役立つとされている。円や数字、針に異常が見られる場合は要注意とのこと。里帰りして、母の遺品を整理していたら、広告チラシの裏に描かれた美しい時計の絵を見つけ、思わず胸が熱くなった。▽うちの旦那は記憶力が良い。家族や親戚、同僚の誕生日はもちろん、ドラマの登場人物の名前まで正確に覚えている。彼の頭の中では、目に映ったものが映像として記憶されるようだ。この「写真記憶」は年齢とともに衰えると言われているが、それでも俳優の名前さえ思い出せない私から見れば、驚嘆すべき能力だ。▽ポジティブ心理学では、楽天主義者は自身の失敗をあまり詳細には覚えていないとの研究がある。忘れる能力も場合によっては大事なのだ。忘れることが得意な自分は、幸せな人間なのかもしれない。▽世の中には「スーパーエイジャー」と呼ばれる80歳以上でも脳力が若者並みに鋭い人々がいる。彼らの脳は感情や社会性を制御する前帯状皮質が厚く、思考の鮮明さを保っているそうだ。この鋭さを保つ秘訣は、自分の限界をわずかに超える訓練を行うことだと言われている。新たな挑戦が脳を活性化させ、若々しさを保つ鍵となるらしい。(NS) 小学校の中学年ごろまで、かなり、ぼんやりとした子どもだった。あまり記憶にも残っていないけれど、3年生のときは、度々、忘れ物をして担任の先生に怒られていたようだ。担任は50代の女性教師だったのだが、生徒たちにとても厳しかった。覚えているルールは、生徒は教室の後ろのドアからしか出入りしてはいけない (前のドアは先生専用)。椅子に座って先生の話を聞くときは、背筋を伸ばし、絶対に動いてはいけない。両手は膝に置き、指を動かしてはいけない。給食を時間内に食べられなかったら、残りはビニール袋に入れて (食器は給食室に返すので)、教室の奥で完食すること。私はぼんやりしているし、忘れ物もするし、給食も早く食べられなかったので、先生に好かれていなかったと思う。「ボケナス!」と言われて怒られていたし・・。お人好しだったので、それでも先生が好きだった私。3年生が終わった後、その先生に手作りの白いアザラシの縫いぐるみをプレゼントした覚えがある。今、自分が小学生の親になり、子供たちを見ていると、3年生はまだまだ幼い。改めて、先生のしたことは酷 (ひど) かったと思う。確かに、私はぼんやりとした子どもだったが、それでも成長するにしたがって、変わっていったと思う。 (YA) 森山良子さんが、シルバー世代の物忘れの現状をタンゴのリズムに乗せて、コミカルに歌っている曲「Ale Ale Ale」をご存知だろうか。私はこの曲を初めて聞いた時、ぶっ飛んで笑い転げてしまった。歌詞がまさに言い得て妙で、見事に現実に即しているのだ。歳を取るにつれて「ほんとにあれ忘れた、これ忘れた」ということが多々ある。ありすぎる。若い時も忘れ物をしたり、名前がなかなか出てこなかったりすることは、勿論あった。しかし昨今、年齢を重ねてきて時間の余裕ができているのに、今度は脳の老化が始まり、しなくてはいけないリスト、したいリスト全てがどうやったって完結しない。例えば、一日の始まりに、今日はこれとこれをやって、あれを片付けて。出かける前にこれとこれを持っていかねば —— と思っていても、それが全てできた、という日がなかなかない。必携品を玄関先に置いていても、忘れる。取りに帰って出かけようとすると、別の忘れ物に気がつき、また取りに帰る。そんなこんなで、一日に何度も家を出たり入ったり。こんなことがしょっちゅう。その度に、己の不甲斐なさ、情けなさを思い知らされる。歳を取るということは、ほんとに面白くないことだ。こうやって、今日1つ忘れたことを明日は2つ忘れ・・。綾小路きみまろではないが、忘れたことさえも忘れ・・。 おお、こわっ! なんてこった! (Belle) わたしは地元で通った小・中・高の同窓会に一度も参加したことがない。参加している子たちは、同級生の名前や顔、先生方のことを同窓会に参加するたびに思い出すんだろうけど、ブランク期間が相当あるわたしは、記憶空白部分の方が多い 笑。年始に幼なじみに会って「今、XX君はなになにしてる」「2組のYちゃんと3組のS君は結婚したけど離婚した」とアップデートしてくれるんだけど、そもそもXX君ってダレだっけ?から始まる 笑。思い返せば、何組に関係なく、誰とでも仲良く遊んでいたので (違うクラスに勝手に紛れ込んでいたり 笑)、みーんなクラスメイトのような印象があって、ダレがどこのクラスだったのかが、分からない 笑。幼なじみに、わたしと中学で一度も同じクラスになったことがないと聞かされて「ウソでしょ——!?」と、自分の記憶が恐ろしくなったくらい 笑。地元ではJR線一本しかないから、それに乗れば、誰かに会う確率は、ちょっとはある。で、電車内で「○○!」(← … Read more

最近うれしかったこと

  ▽先月、日本へ里帰りして久しぶりに母と弟と郷里で過ごした。母は92歳になった。80歳代の姿しか記憶にない私は、老化の進行や認知機能の低下など、不安の種を抱えて家の扉を開けた。やや腰が曲がり、左耳の聴力が衰えていたものの、その元気な姿 (? ) に喜びを隠せなかった。母は、2年前に交通事故に遭ったものの、約半年間のリハビリ入院で寝たきり生活の危機を克服している。ロボットの動きに少し似ているが、早送りの映像を思わせる歩き方も健在だった。▽時間が許す限り、年老いた母に会おうと思い始めたのは「家族との残り時間を計算できるサイト」 (https://bit.ly/3AMAIgQ) を知ってから。どれだけ、親、配偶者、兄弟姉妹と会って話せる時間が残されているのか? 自分と相手の年齢・性別・職業・同居の有無・社会活動・一緒に行うイベント・対面して話す頻度などを入力し、日本人の平均寿命も換算して結果が出される。 遠く親と離れて暮らす海外生活者は、当然ながら、直接会える機会が先細りしてくる。現在の生活サイクルを変えなければ、今後、私が母と一緒に過ごせる時間は、なんと15時間! ええ〜っ! 衝撃の結果が出た! 来年も帰省しよう。まだ会える「奇跡の時間」が続くなら、それは嬉しいから。(SS) ▽メジャーリーグが開幕したこと。がんばれパドレス!▽行方不明になった万歩計が出てきた。探すのをやめたとき〜♪ 陽水の歌を口ずさみながら喜んだ。▽天気の良い日が続いている。まさにサンディエゴ日和! ▽ウクライナに春が到来したこと。一日も早く、平和な春が訪れますように!▽いなくなっていた通い猫が、また姿を見せるようになった。元気で良かったにゃ〜。▽少し早い母の日のプレゼントに義理の母が喜んでくれた。ギネス更新を目指して長生きしてね。▽今年も大輪の花を咲かせたと、友人から写真が届いた。2年前に贈った胡蝶蘭 (こちょうらん) の生命力に感動!▽ミニトランポリン運動を復活させて10日目。21日間継続したことは、習慣化できるらしい。がんばれ自分!▽網膜剥離の症状が出たので、専門医に診てもらったが、重症ではなかった。健康が一番だ。▽日本入国時に接種証明や陰性証明が不要になった。これでコロナ前と同じように里帰りできる。▽知人と4年ぶりにランチをした。彼女は、2020年に日本の母親、その翌年には父を亡くした。コロナ禍で通夜にも葬式にも行くことができなかったことを話してくれた。彼女の家族全員がSDでコロナに罹患し、その苦労も教えてくれた。お互いがこうして無事に会えること、生きていることを奇跡だと感じ、掛けがえのない日常の大切さを改めて認識した。(NS) ▽我が家の庭の金柑の木に、ハミングバードが巣を作ってくれたこと。庭にいると、ハミングバードがすぐ近くを飛び回るようになり、ずいぶんと好奇心旺盛な子だなと思っていたら、手を伸ばせば届きそうなくらい低い枝に作られた、可愛らしい巣を娘が見つけた。あれは巣を守るための威嚇 (いかく) 行為だったのか。手のひらに収まるくらいの小さな巣は、鳥の羽や柔らかそうな動物の毛、葉や細いツルのようなもの、苔のような緑色のものなどが上手にアレンジされて芸術作品のようだ。なるべく邪魔にならないよう、金柑 (きんかん) の木の下は掃き掃除も控え、うろうろしないようにしていた。数週間経った頃、飛び回っていたハミングバードの姿を見かけなくなった。しばらく観察していても、巣に戻ってくる気配なし。そっと巣の中を覗いたら空っぽ。気がつかぬ間に孵化 (ふか) して、ヒナが無事に飛び立ったのかな? (そう願う!) また戻ってきてくれるよう、ハミングバードが好きな花がたくさん咲くように庭造りをがんばろうと思っている。▽移り住んで十数年目にして、家の近所に美味しいメキシカン料理のお店を見つけたこと。タキトスが特にお気に入り。その隣のピザ屋さんも美味しいことが判明。一気にピザとメキシカンフードの行きつけができて、とてもうれしい。(RN) 私は18歳で上京。その後、大学、出版社時代を東京で過ごした。この間に友人・知人が山ほどできたが、サンディエゴへの移住に伴い、彼らの大半と縁が切れた。しかし、親友と呼べる3人とは、住む場所は違えども、現在も連絡を取り続けている。1人は35年前にパキスタンの山奥に移住し、現在もそこで少数民族と共に暮らしながら、彼らの生活環境改善に努めており、昨年は外務大臣賞を受賞した。もう1人の友達は、彼女も高卒後に鹿児島から上京し、編集畑一筋で、長年身を粉にして働いてきたが、母親の加齢に伴い、60歳で帰郷することを決断。以降、彼女の言葉を借りれば 「老々介護」が主の仕事となっている。私が帰国するたびに、彼女の住む鹿児島まで赴くも、母親の体調急変などで2度ドタキャンを食らっていた。そして、もう1人は東京に暮らしているものの、体調が悪く、帰国しても会えていなかった。ところが、今年の春に東京、別府、宮崎で、とうとうこの3人の友達と再会することができた! パキスタン在住の友人とは実に15年ぶり、鹿児島の彼女とは7、8年ぶり、東京の友達とも5、6年ぶりの再会! こんな嬉しいことが他にあるだろうか。皆、健康とは言い難い状態だったが、一緒にお酒を酌み交わして昔話に花を咲かせ、旧交を温めることができた。久しぶりの再会はお涙頂戴モノだった!(Belle) … Read more

ジレンマ

  生前の父は滑稽 (こっけい) なほど頑固一徹で、いつもジレンマに陥っていた。人一倍プライドが高く、モノを尋ねたり、アドバイスを求めることを一切しない。見かねて進言しようものなら怒鳴られる。ヘビー級の時代遅れでもあり、家電音痴もいいところで、不便と知りながらも、旧式の生活から抜け出せない。▽VCR (懐かしい!) でTV録画をするにも、予約機能を無視し、猛ダッシュして Record ボタンを押しまくる。携帯電話がほぼ全家庭に普及しても、固定電話から離れられない。父に内緒で家の「固定」 を処分して「携帯」に替えたところ、子機をTVリモコンと間違えて怒りまくる始末——。ある日、落雷で携帯が故障してしまい、父の憤怒が頂点に達して一喝!「業者に電話して、すぐに来てもらえ!」▽ホテルのフロントでカードキーを手渡された父は、どうにかオートロックのドアを開けて入室できたものの、室内照明をONにする方法が分からない。部屋のカード受けに差し込む発想など出てこない。誰かに聞きたくもない。薄暗い中で憤然としていたら、別の要件でフロントから電話が来た。渡りに船とばかりに「ライトはつかないし、スイッチもない。どうなってるんだ?」と不愉快そうにクレーム。そんな父を相手に丁寧に説明してくれて、問題解決。困り果てて、近くのコンビニでロウソクを買いに行くつもりだったらしい。 (SS) ▽「新しい技術や発明品が登場するたびに、批判がでるよね。自動車やパソコン、スマートフォンもそうだった。最近では、チャットGPTだね。イノベーションのジレンマをモロに感じる」と、AIに詳しい友人からLINEが届いた。そして彼曰く、「次に開発したい製品は、出来た文章を見直して、AIの回答を巧妙にボカすソフト。使ったことをカモフラージュできるソフト」とのことだ。▽「ヤマアラシのジレンマ」の寓話を、新入社員のときに、会社の先輩から教えてもらったことがある。相手に自分の温もりを伝えたいと思っても、身を寄せれば寄せるほど、体中のトゲでお互いを傷つけてしまう。でも最近、そんなジレンマが、必ずしも常に起こるとは限らないことを知った。実際のヤマアラシが仲間と密着して、温もりまくっている写真をSNSで見つけた。なんだか、とってもホッコリした。▽私と夫は、コロナワクチンを4回接種した。だけど、5回目の予約は、接種日の当日にキャンセルした。オミクロン株対応ワクチン接種後に、男性が原因不明で死亡したという記事を読み、ロシアンルーレットのような不安を感じたためだ。考えてみると、この3年間の新型コロナとの関わりは、ジレンマの連続だったような気がする。(NS) おおらかにのんびりと育ててもらった。大きなジレンマで悩んだことがないと思う。アメリカが好き、アメリカで生活がしたいというだけの理由で留学した。そして、アート系が好きだからという理由だけで進路を選び、グラフィックデザインが身に付いたから、その道の仕事についた、という感じだ。楽観的な性格なので、失敗やリスクは深く考えずに行動する傾向にある。悩まない。そういえば、日常のどうでもいいジレンマはたまにある。私の住居のコンドは円形になっている。駐車場も建物を囲むようにぐるっと円になっていて、出入口は一箇所のみ。私のパーキングスポットは出入口から近いのだが、たまに出かける際に、ゴミ収集車の来るタイミングと重なって通れなくなる。出入口付近でゴミ収集車が、コンドの真正面にある巨大なゴミ箱を持ち上げている間、結構待たされる。そんな時、駐車場内を反対側に大回りして、出口まで行くと通れるけれど、小回りして出口まで来ると、すでにゴミ収集車が移動済みだったりする。急いでいるときは、待つべきか、回るべきか、ジレンマに陥る。 (YA) 大半の女性が知らず知らずに抱えている日々のジレンマ。「食べた~い、でもやせた~い」。もちろん、私もご多分に漏れない。このテーマをもらって検索すれば、ジレンマとは2つの選択肢がどちらを取っても、ネガティブな結果になる。しかし、そのどちらかを選ばなくてはいけない状況にある時に使う言葉。ネットに掲載されていた例は「城に残れば焼き殺される。城から出れば撃ち殺される」という究極の選択を強いられる。日本語では両刀論法というそうだ。しかし、そこまで究極の状態に陥る場面が、人生でどれほど起こるのだろうか。まあ、強いて言えば、私の最大のジレンマは、東京での出版社時代。音楽が好きで楽器の業界誌の世界に飛び込んでみたものの、日々残業、残業で帰宅は深夜に。20代の頃は若かったから「まあ、こんなものか」と。しかし、30代も半ば近くになると、将来の自分を考えるようになる。確かに、お給料は良いが、自由に使える時間がなさ過ぎる。しかし、辞めて一般的な仕事に就いたなら、家のローンは払えない。さあ、どうする!? これを考え始めると、会社への足取りがすこぶる重い。先ほどの例の、どちらを選んでも死が待っている…というほどの究極とは言えないが、結果、私はお金より時間を選んだ。これは、実に正しい選択だった。故に、私はサンディエゴ暮らしができている。こうなると、ジレンマも悪くない? (Belle) ダブルブッキングしたいけど、できない状況・・。わたしが「2人」に分裂できたら、同じ時間に違う場所にいられて、2つのイベントを同時にこなし、ダブルで楽しめる! なーんてことは、現実ムリ (笑)。だから先日、惜しくも実現できなかったことがある。その日は、大親友H部長の誕生日。年に一度しかない、その人にとって特別な日。祝ってあげたかったよ、本当は。「はっぴばーすでー、とぅーゆーっ♪」って歌って、ふぅーって、ロウソクを消すシーンも、作ってあげたかったよぉー。ところが、H部長より付き合いの長いロサンジェルスの友達から1年ぶりに連絡があった。「今度の木曜日、過越祭 (Passover) のディナーにおいでよ〜」と。過越祭って、去年もお呼ばれしたけど、毎年、微妙に日付が違う。ユダヤ教に詳しくないから調べもしなかったけど、ただハッキリしたことは、今年はH部長の誕生日のド真ん中! (←当日ね、笑)。頭の中ではこの垂れ幕が、“H部長誕生日会 vs 過越祭” (笑)。過越祭には、2年は会っていなかった、わたしの愛する大道芸人ミュージシャンの友達も来る、、、。そして、結構わたし、過越祭のシナリオのある儀式が好き (笑)。まるでミュージカルを観ているような歌と演出がすごいのだ。迷ったあげく、車はロサンジェルスに向かっていた (笑)。いや、必死に悩んだんだよ〜 (5分くらいね、笑)。(りさ子と彩雲と那月と満星が姪) 特に深刻なジレンマは抱えていないと思う。でも、怠け心からくる、しょうもないジレンマは結構ある。夜更かしはするべきではないが、家族が寝静まった後に、自分の好きなことをする時間が好き。高血圧に気をつけなければいけないが、味の濃い食べ物が好きでやめられない。時々、昭和の時代に戻りたいと思いながらも、便利なモノが無くなるのはイヤ・・。私の子ども時代は今とは違って、子ども同士でもっと外で遊んでいた。駄菓子屋さんで何かを買ったり、海が見える土手に座ってお菓子を食べたり、公園に行ったりして、もっと自由に動き回っていた。最近、テレビやファミコン、ゲームボーイを楽しんでいた時代が懐かしく感じられ「あの頃は良かったな」と思うことがある。当時は、何の不便も感じていなかった。ただ、スマホはもう手放せない。友達との待ち合わせも、昔だったら、家を出た瞬間から約束の場所へ時間通りに行く使命感があった。今では、少し遅れてもスマホで連絡が取れるし、道が分からなくても Google … Read more

スマホ

  私は「スマホ後進族」だ。GPS機能やモバイルペイメントの便利さを知りながら、その恩恵に預かっていない。一方で、写真や動画をクラウド上に日常的にバックアップしている。これは重宝! スマホで最も活用しているのはメッセージングアプリ。グループチャット機能の素晴らしさ! 弊害もある。個人的な、どうでもよい、取るに足らぬコメントや写真を際限なく送信してくるヤツもいて、対応が面倒になり、辟易 (へきえき) することもしばしば。しかしこれ「明日は我が身」の危険な落とし穴。一番の通信相手は妻。一つ屋根の下に居ながら、興味深い情報を LINE で送り合う。単身で日本に帰国した時など、妻への発信が大幅に増える。非日常の環境に置かれると、見るもの、聞くもの、全てが新鮮に感じられ、逐一報告したくなるのが人情。返信する妻の煩わしさを気遣うことも忘れて、夜遅くまで送り続けてしまう。妻は姪がくれたスタンプをよく使う。ホッコリした印象を相手に与える可愛らしいイラストも付いている。好感度が高く、円滑なコミュニケーションが進む。しかし、同じ表現のスタンプが繰り返し送られてくると要注意。そこに真逆のメッセージが込められている。「おつかれさまです」× 2=「もう聞き飽きた」。「すご〜い」× 2=「あんたが大将」。「ゆっくり休んでください」× 2=「いいかげんに送信やめて、さっさと寝ろ」。 (SS) ▽知人の薦めで、昨年から T-Mobile の Magenta® MAX 55+ に加入した。アメリカ&世界215か国で、5Gのデータ、テキストが無制限で使えるシニアプラン。携帯2つで月90ドル。日本の空港に到着すると、10分ぐらいで勝手に Softbank の回線になるとのこと。海外通話料金は1分25セントかかるので、無料の LINE 電話を使えばよい。日本への里帰りが楽しみになった。▽「左下にある矢印マークを2回押すだけで、連続で大文字アルファベットを入力できるよ」。先日、友達がスマホの裏技を教えてくれた。1回1回、矢印マークを押していた自分としては、目からウロコの気持ちになった。知らないのはもったいない。便利すぎるアプリや機能を習得して、スマホの達人になりたい。▽スティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップは我が子にスマホを使わせないという。ビル・ゲイツも、子どもが14歳になるまでスマホを与えていない。睡眠障害、鬱、記憶力、集中力、学力の低下、依存など、スマホの便利さに溺れているうちに、脳が確実に蝕まれていくらしい。目の前にスマホを置くと、相手と一緒にいるのがつまらなく感じるという研究もあった。子どもも陥る「スマホ脳」にならないためには、睡眠時間を増やし、運動をして、スマホの利用時間を制限すべきだ、とのこと。スマホへの向き合い方は難しい。(NS) ▽高校1年の娘と友人たちの待ち合わせの決め方が、曖昧 (あいまい) すぎてついていけない。先日も、学校の友人数人と某ショッピングモールで会う約束をした娘。時間は決めてあるけれど、広いモールのどこで会うかを予め決めていないのだ。モールのパーキングに着いてからスマホで友人たちとグループチャット。あの子はあそこにいて、この子がここにいて・・と、皆、てんでんバラバラの場所にいる。最終的にどこに集合するかを決めるのに10分以上かかったと、娘を送って行った夫がボヤいていた。「僕も決してしっかりした高校生ではなかったけれど、待ち合わせの約束は、この子たちに比べたら、もう少しマシだった気がする」と旦那。「スマホのおかげの気がするよ」と私。「会う友達が皆、スマホを持っていれば、それで連絡を取り合えるし、事前に事細かく決める必要もないんだよ」。夫も妙に納得。それとも、ただ怠惰なだけなのか? いや、スマホのせいにしておこう (笑)。▽「スマホ」と書かれた紙を見た夫 (生まれも育ちもアメリカ) が「スマホって何?」と聞いてきた。「スマホはね、スマートフォンのことだよ。ほら、スマフォ」。あれ、スマフォじゃなくてスマホ。どうしてだろう。スマフォは言いにくいから、スマホに変形したのかな・・謎だ。(RN) … Read more

変化

  ▽森下仁丹が1960年代に売り出した、口の中に強烈な「仁丹」の香りが広がる、その名も「仁丹ガム」は子供にも大人気だった。小学校低学年の私は、薬局で買える異質さと相まって、ガム1枚と同サイズの「おまけカード」の魅力に取り憑かれた。新車を写真で紹介するカードが欲しくてたまらない。小遣いを注ぎ込んで集めたカードを毎日のように眺めながら、クルマへの興味を募らせていく。そして、子供には難しすぎるジープのプラモデル製作に挑んだ。説明書を読み込んで、無数のパーツを丹念に組み立てて、接着と塗装に細心の注意を払いながら完成。雨の日で湿度が高く、塗料を乾かそうと、電気コンロの前に放置していたら溶け始め、気が付けば、私の労作は無意味なオブジェに変化していた。あの日を境に、車への興味と知識は消えた。▽私の印象は人によって全く違うらしい。真面目な人、面白い人、怖い人、飄々 (ひょうひょう) としている人・・。同時多発的に変化する、私という男の “人物描写”。酷いものになると「地獄から這い出てきたような人」というのもあった。(若い頃はガリガリに痩せていて、ムンクの有名な絵画『叫び』 の顔真似が得意だった) 「人格を一元化する必要はない」とウソぶく私を尻目に、「史上最強のマイペース男」という一言で、私の人物評が一致しない謎を解いたのは妻だった。 (SS) ▽「ビッグデータの進展によって、スポーツも変化しているんだよ。例えば、野球投手の変化球。大谷のジェットスライダー、ダルビッシュの消えるツーシーム、あれは魔球だね」と、MLBに詳しい友人から聞いた。ここ数年、センサーを用いたデータ分析が進み、投手たちは自分の投球を改善し、新しい球種を生み出しているそうだ。我らがパドレスのダルビッシュ投手は、頭脳派ピッチャーの代表格で、変化球の魔術師として有名だ。チーム最年長の36歳だけど、進化が止まらない。▽「先日、高校の同窓会に出席したら、30年前とは全く違う顔つきの人ばかりで、ビックリした」という友人からの LINE に集合写真が添付されていた。老化の進み具合は人によって異なるが、玉手箱を開けちゃったような人もいれば、まるで時間が止まっているような人もいる。「でも、本質は全く変わっていなかった。見た目は変わったけれど、内面は変わっていなかったよ」という友人の言葉に救われた気がした。▽モノの本によると、人間の行動の約半分は習慣として行われているそうだ。習慣を変えることは、生き方そのものを変えることになるとのこと。しかし、脳は大きな変化を嫌うようだ。だから、日常生活にちょっとした変化を取り入れることが大切なんだとか。その繰り返しが、やがて、大きな習慣に成長するのだそうだ。(NS) 最近、小学生の息子が原石や鉱物に興味を持ち始めた。何も予定のない休日に、時々、息子と娘を連れて、散歩がてらオールドタウンに赴く。無料のミュージアムに入り、興味のあるお店を見て回り、風景や建物の写真を撮り、トルティーヤスタンドで出来立てのトルティーヤを買い食いしたりする。必ず行くのが Rocks and Minerals Store と Gems and Minerals Store。そこで天然石や鉱石を見て楽しみながら、気に入ったものを数個選んで、お土産に買って帰る。コレクションが少しづつ増えて楽しんでいる息子を見て、夫が先日、ナショナルジオグラフィックの “Crystal Lab” を買ってきた。自分で結晶が作れるらしい。Crystal Growing Powder をお湯と混ぜ、容器に入れ、そこに Seed Rock を入れておく。すると3、4日で結晶が作られていく。結晶がどんどん成長していく毎日の変化が面白い。それから2週間が経ち、クリスタルはかなり大きくなったが、気が付くと、浸かっている液体がかなり少なくなっていた。結晶の空気に触れている部分が乾燥していたので、夫が容器に水を足した。すると翌日、結晶がぺったんこに!! … Read more

卒業しました/卒業したい

  ▽話しかけるだけで、TVや照明の turn on & off などを実行する音声アシスタントが一般家庭に浸透した。雑談の相手もするので、意地悪い質問への対応に興味が湧く。ある機種に「◇◇、人気のあるオススメ映画を教えて」と、間違えたフリをして、他社製の名前で何度も呼びかけた。すると「私は◇◇ではありません。◇◇に尋ねてください」と不機嫌そうな (?) 反応を示した。「私と結婚しませんか」と悪ノリしたら「友達のままでいましょう」と切り返された! (敵もさる者)。面白くて、毎日続けていると、妻が「いい加減に卒業しなさい。人間と話してくれ」。▽米国のベンチャー社 Open AI が開発し、MSの巨額投資 ($100億) を受けた衝撃的なAIチャットボット ChatGPT が出現した。ペンシルベニア大 MBA の最終試験に合格 (B評価) した究極の人工知能。無料開放したら、僅か2か月間でユーザー数が1億人を超えた。利用すれば、検索して集めた情報を分析・統合する労力が大幅に省かれ、あたかも優秀な秘書のように、直接的に目的達成・問題解決の方法や有益なヒントを与えてくれる。喜んでばかりいられない。自分が携わる業種での有効活用を熟考していかないと、将来的に自家撞着 (じかどうちゃく) に陥る=仕事を失う。AI は想像を超えた進化を続けるだろうし、私たちがそれを卒業できる日は来ないかも。 (SS) ▽「テーマは親子どんぶり。非日常の極みだね」と、ビデオを見た後で、映画通の友達がひと言呟いた。奥手の自分を含めて、他の女子たちは結婚式の最中に花嫁をさらって、バスに乗り込むシーン、そしてサイモン&ガーファンクルの音楽が心に染みる、と大いに盛り上がった。時が流れ、還暦を超えた今になって初めて、『卒業』は何からの卒業なのか、とふと思った。▽過激なダイエットで急激に食事量を減らすと、人間の体は飢餓から身を守ろうとして「省エネモード」に切り替わるらしい。この状態で食事を摂ると、余ったエネルギーが脂肪として蓄えられてしまうとのこと。「リバウンドしちゃったけど、またダイエットすればいいや」と安易に考えていたら、相撲部屋の新弟子検査に合格できる体重に近づいていた。「ハードなダイエットからは卒業しよう」と固く誓った。▽開戦から1年の節目を迎えるウクライナ戦争。電気もガスもなく−20℃の極寒の地で暮らしている人々を思うと心が痛む。私の父親は、19歳の時に学徒出陣で中国大陸へ渡った。シベリア抑留も経験し、強制労働で地獄の底を這 (は) い回った。21世紀だというのに、世界が全面核戦争の危機に直面している。「戦争から得られるものは、何もない。一刻も早く、無益な戦いから卒業してほしい」。天国にいる父の、そんな声が聞こえてくる。(NS) ▽最近、トラちゃん (我が家の先住猫) … Read more

リラックス

  ▽還暦を過ぎても、私は効果的な relaxation の方法論を獲得していない。時間に追われ、時間を追いかける、因果な枷 (かせ) を掛けられた「締切生活」を続けること30数年。休日を設定しても、何かしら “仕事” を持ち込む長年の習性が顔を出し、ストレスの高い日常を制することも儘 (まま) ならない。丸一日働いているワケではないのに、この始末・・。リラックス不適応と呼ぶべき “病気” かもしれない。▽幼い頃から「ゆ」の文字が大好きだった。横綱の土俵入り (まるで雲竜型? 笑) を連想させる、豊かな遊び心が感じられ、この字を目にした瞬間はホッコリした気分になれる。私の中では滑稽 (こっけい) でゆニークな平仮名#1の座を占める。デザインに優れた「ゆ」の温泉暖簾 (のれん) を買い求めたりもする。「ゆ」には癒しのビジュアル効果がある。▽感性アナリストの黒川伊保子氏によると、特殊な音節の響き (オーディオ効果) も言語中枢を刺激し、人間の心理をリラックスさせて、ポジティブ思考に導くという。脳がビビッと反応する好感度抜群の子音グループがあるそうだ。P・B・F=プリン・ポケモン・バナナ・フルーツパフェ (10代〜20代が好む音)、Y・D・J=ユーミン・ヨン様・ダイヤモンド・Jリーグ (30代〜40代前半、特に女性好感)。*ところで「ゆ」は1画ではなく2画らしい。最近気づいた。 (SS) ▽今話題の ChatGPT に「あなたのリラックス方法は?」と、いじわるな質問をしたら「私は人工知能であるため、リラックスする必要はありません。プログラムによって動作するだけなので、常に同じレベルのパフォーマンスを発揮することができます」と応えてきた。そして「人間がリラックスするための方法については、多くの研究があります」と続けて教えてくれた。「一般的に、深呼吸、瞑想、ヨガ、ストレッチ、マッサージ、音楽、お風呂、散歩、自然に触れること、親しい友人や家族と話すことなどがあります。また、ストレスを減らすためには、睡眠不足を避ける、健康的な食生活を維持する、運動する、時間管理をするなどが効果的です。これらの方法を組み合わせて、よりリラックスした状態を実現できるかもしれまん」。あっぱれ! ChatGPT! 尋ねていないことも教えてくれた!▽リラックスすると、脳内で幸せホルモンが分泌され、ココロもカラダも元気になるそうだ。アメリカのソフトウェア開発会社「37シグナルズ」では、「リラックスできれば、没頭できる」を合言葉に、週休3日、6月丸休みを実施しているという。そのおかげで、何と、会社の業績は右肩上がりとのことだ。ここ数年、自分はオキシトシン不足のような気がする。天国に逝った愛猫とまったりした日々を懐かしく思い出している。(NS) リラックス=美味しいコーヒー、読書、映画、楽器演奏、ベイキング、絵を描く、ハンドメイドする、子供たちと出かける、ドライブ・・。言うまでもなく、好きなことをしているのがリラックスタイムなのだけど、もっと、私が手っ取り早くリラックスできるのはコーヒーだ。昔は、グラインドコーヒーをコーヒーメーカーに水と一緒にセットして、ボタンひとつで簡単に済ませていた。そんなに美味しくも感じていなかったし、特にコーヒーが好きというわけでもなかった。子供たちに手がかからなくなってから、ハンドドリップで丁寧にコーヒーを淹 … Read more

マイブーム

  10代から続いているマイブーム。▽我ら「駅弁ファン」にはそれぞれに異なる流儀がある。大食漢のMは猛烈な勢いで2〜3個を車中完食。私は風光明媚な通過点を事前に調べて、車窓から眺めながら静かに味わう。Hは私と似ているが、極上の景勝地に途中下車し、自然の中で食べるのが最高らしい。マニアックなTはすぐに箸をつけず、中身を一つ一つ撮影し、メモを取ってからゆっくりと食べ始める。(それで終わらない)  帰宅後に食材を買い求め、自分で本物そっくりの弁当を作ってしまう。それが至福の時というから恐れ入る。駅弁愛好家でも方向性がまるで違う。▽「電波マニア」の私は旅先で地方局を受信して楽しんでいる。ネットで高音質の放送が聞ける時代とはいえ、受信機で微弱な電波を探し当てて聴くのがラジオの醍醐味ではなかろうか。私はそれを「ラジオの風情」と呼んでいる。アメリカでは大学構内にも低出力のTV・ラジオ局がある。30年ほど昔、UCSD-TV (当時35ch。今もあるのかな?) が、毎週土曜の昼過ぎから宵の口まで、黒澤明監督の作品を連続放映していた。初めて『七人の侍』『生きる』『赤ひげ』を観て感動し、私を邦画ファンにさせた。変人扱いされそうだけど、今でもTV・ラジオの送信所を見つけると必ず立ち寄り、アンテナを背景にして2〜3枚自撮りする。電波塔にも異常な愛着がある。 (SS) ▽最近、アボカドにハマっている。沸騰した牛乳に10分間煮るだけで、硬いアボカドが、完熟状態になる。こんなすごい技を、知人から教えてもらってからというもの、いろいろな料理に使っている。なんでも、NHKの番組で放送されていたとのこと。硬すぎたり、柔らかすぎたりして、取り扱いが面倒だったアボカドだが、硬いのは自分の頭だった。▽教育系 YouTuber が紹介していたTIME TIMER。残り時間が「視覚的」に分かるこのタイマーの使い勝手がとてもよい。アラーム音をOFFにして、タイマーを25分に設定して作業を開始し、時間になったら3~5分の休憩を取る。集中していると、タイマーを忘れて、長時間没頭状態。残り時間が一目瞭然なので、想像以上にストレスがなく、作業に集中できる。アメリカで20年以上前に子ども向けに開発されたとのことだが、大人こそ使うべきだと思った。▽日本の友人が送ってくれた2枚刃ピーラー「キャベピィMAX」を使いまくっている。トンカツ屋さんのように “ふわふわ” “シャキシャキ” の千切りキャベツが、手早く、簡単に、しかも大量にできあがる。千切りにして冷蔵庫にストックしておけば、幅広い料理に使えるので、とても便利だ。自分が若いころは、花嫁修行として祖母からキャベツの千切りを習ったものだが、令和の「キャベピィ」には敵わない。(NS) 冷え込む日が多い気がするこの冬、我が家に訪れたブームは「鍋」。鍋料理が好きではなかったはずの夫が、最近、私がどうしても食べたくて作った鍋料理を味わって「結構イケる!!」となってから、ここぞとばかりに鍋を夕食に出し始めた。昆布、干し椎茸、鰹節などで出汁を取る日もあれば、粉末出汁で済ませることも。骨つきの鶏肉、豚の薄切り肉などを入れれば、食べ応えタップリの鍋に———。何十年ぶりかに作ってみた、豚ひき肉にネギ、生姜をたっぷり入れたつくねが思いのほか美味しくて感動した。肉類、魚類は入れずに、白菜、大根、油揚げ、豆腐、ネギ、キノコ類だけの鍋も大好き。体も温まるし、野菜もたっぷり摂れる。おまけに鍋一つで済ませられるのが、何よりも簡単で嬉しい。鍋レシピで検索すると、試してみたくなる鍋が次々と出てくる。「とろーりチーズのキムチ納豆発酵鍋」「豚バラ肉とレタスの無限ごま油鍋」「とろーりダブルチーズタッカルビ風鍋」「ネギたっぷり鶏の無限ごま油鍋」「高野豆腐の豆乳鍋」「本格やみつきよだれ鶏鍋」などなど。食欲をそそるネーミングも素敵 (笑)。バラエティに富んだ鍋料理をどんどん作って食べるぞ〜。(RN) 生きていたら、とっくに100歳は超えている父親は、青年時代に趣味でクラリネットを吹いていた。その関係で、我が家には今は超懐かしき78回転のレコードが山ほどあった。父の影響を受けて、私も負けず劣らずの音楽好き。一時は1,000枚のレコードが我が家に。常に音楽が生活の中に。その音楽を聴くツールはカセットになりCDに。今では YouTube や Alexa などでレコードやCDをかけ直すことなく、一度アーティストを選べば、際限なく彼らの、もしくは関連音楽が聴き続けられる時代となった。お金もかけず、同じアーティストの音楽のほぼ全てが聴けるのだから、これはハマる、ハマっている。最初にマイブームとなったのは中島みゆき。明けても暮れても彼女の歌を YouTube で聴きまくった。このマイブームが約1年間続いた。次にハマったのがボチェッリ。言葉は分からねど、あの逞 (たくま) しさの中に、甘さを秘めた歌声と耳に優しいメロディー。聴いた、聴いた。彼の後はルイス・ミゲル。ラテンの甘いラブソングからエネルギッシュな曲まで、オールマイティな彼のマイブームも1年は続いた。お次はアフリカ北西部の諸島、カーボヴェルデ共和国出身のセサリア・エヴォラ。そして現在は、イタリアの若き3大テノールイル・ヴォーロ。Alexa に声をかけるだけで、彼らの音楽が自由に、永遠に聴けるのだ。まだ当分はイル・ヴォーロ三昧の日々が続きそう。(Belle) 年末年始に、懐かし〜い友人に会った。わたしがサンディエゴで初めて友達になったニッポン人、Tくん。何十年も経っているし、結婚やら、離婚やら (ないことを願うよ!) 人生イロイロあるじゃん。ソーシャルミディアに携わらないわたしとしては、みんな、いったい何してんだろ、を確認するには、本人に会うしかない (昭和初期? 笑)。わたし的には、あの子、今どうしてるの?が、今さらながらのブームなのよ … Read more

引っ越し

  ▽東京郊外のマンションへ引っ越した頃のエピソードが忘れられない。真夜中のエレベーター。乗り合わせた仕立ての良いコートに身を包んだ男は、その端正な面差しをサングラスの奥に隠して同じ階の一室へ姿を消した。芸能関係者と分かる華やかな風貌。彼は1970年代のアクションドラマに出演していた準主役級の人気俳優Tさんで、そこに若い愛人を住まわせていたようだ。管理人が不在の時、女性宛ての宅配物を預かっていた私は、誰も受け取りに来ないので、併記されている☎︎番号をかけた。彼女が出た瞬間、うっかりして「Tさんのお宅ですか?」とやってしまった! ガチャン! その女性はひっそりと転居した。小包の中身は果物。娘を心配している母親からの贈り物? そう思うと、他人事ながら切なくなり、差出人へ返送することで私の役目を終えた。何がしかの料金を支払って。▽カードキーで出入りするホテルのような最新式の新居に従姉妹 (いとこ) が引っ越した。えっ! 転居初日にそれを紛失? 防犯上からも再発行に厳しい制約が掛けられて厄介なことに。旦那にバレる前に自力で見つけようと、血眼 (ちまなこ) になってカードキーを探す「奮闘記」を延々20分以上も話す。「結局、◯◯の中に入れたのを忘れてたのよ!」 と大笑いしている。元ガングロの姪が「ママ、何のオチもないじゃん」と冷たく切り捨てた。オジちゃんも固唾 (かたず) をのんで聞き入っていたんだよ。長い話はどんでん返しがなきゃいけない。 (SS) ▽「老後は日本で暮らしたい」と、ここ数年、友人知人が母国に引っ越している。「日本の方が安心」がその理由。確かに、言語、食事、医療や介護など、アメリカより日本での老後に “安住感” を持てる要素は多い。「でも、本帰国の前に、一定期間は暮らしてみたほうがいいよ」と、一度は日本に帰国したが馴染めず、アメリカに戻ってきた知人がアドバスをくれた。▽「自分を大きく変えたいなら、引っ越しをしよう」。モノの本によると、引っ越しこそ、一番手っ取り早く人生を変えることができる方法とか——。引っ越し直後は古い習慣を断ち切りやすく、新たな習慣を身に付けやすいとも言われる。でも、ボヤボヤしていてはいけない、新しい環境に脳が慣れるまでが勝負らしい。因みに「幸福への鍵は15分アクセスにある」という。満足度から部屋探しを考えるなら、ウォーキングやサイクリングで、片道15分でどこにでもアクセスできる圏内が理想とのこと。▽ NASAの発表によると、2030年までに月への移住が可能になるという。多くの困難を乗り越えてでも月を目指す理由は 「人類を存続させるため」にあるそうだ。これまで地球は、最低5回、大量絶滅期を経験しているとのこと。隕石が衝突したり、環境破壊が進んで地上で暮らせなくなってからでは、他を探しても遅い。今から宇宙規模の引っ越しの準備が始まっている。(NS) 物心がついた頃に住んでいた家は、引き戸で部屋が区切られた、日本家屋の特徴的な間取りの二階建てだった。急勾配の階段が付いていて、上り切ると広い空間があり、そこに私と妹の勉強机2つと二段ベッド、本棚、おもちゃの置いてあるエリアがあった。その部屋と、襖 (ふすま) で仕切られた2部屋の1つは父母の寝室、もう1つは父の書斎だった。私と妹の部屋 (空間?) からはベランダと屋根に出られたし、隣の従姉妹 (いとこ) 宅の屋根との隙間が1mもなかった。父と叔父が隙間に渡り板を敷いてくれたので、しょっちゅう、屋根伝いに従姉妹たちに会いに行っていた。10歳の頃、家を新築することになった。実家から歩いて10分以内の場所だったので、骨組みの段階の時から、ちょくちょく見に連れていってもらった。「Yの部屋はここ、妹の部屋はそこ」と教えられ、とても感動したのを覚えている。新宅は洋風の作りで、多くの部屋に分かれていた。何と言っても、初めて個室を持てたことが嬉しかった。壁紙もカーテンも自分の好きな柄を選ばせてもらった。家が完成して、それぞれ自分の持って行きたいものを運ぶように言われた (子供だったので)。新しい家への引っ越し体験は、ワクワク以外の何物でもなかった。 (YA) このテーマをもらって、私は人生で一体、何回引っ越しをしたのだろうと数えてみた。まず、生まれ故郷の福山から大学進学で上京。中野区の一般家庭に下宿をした。過剰な心配性のおばさんが疎 … Read more

AI/テクノロジー

  ▽デジタル技術と生活圏の融合が進み、創造性の低い業種をAIが肩代わりする「第四次産業革命」の第1ピークは2030年頃に訪れる。人間とテクノロジーの “協働体制” という言葉は影を潜め、AIが人間界を淘汰する “技術的失業” の必然性に誰も異議を唱えない。悲しいかな、編集者も消えゆく仕事の一つだ。▽日本の弟が「0%ノンアルも注文できる」と言って、下戸の私をスナックに連れ出そうとする。場違いと知りつつ、社会勉強とばかりに同行した。「兄貴はアメリカ帰りなんだ」と弟が私を紹介した刹那 (せつな)、ママさんは「その手は古いわよ」と返してくる。(どんな手だ?)  当意即妙な会話のキャッチボールがスナックの粋 (イキ) なルールらしい。客の心情を読み取り、愚痴っぽい話も柔軟に受け止めて、臨機応変に振る舞いながら、人情の機微を知り尽くしたかのように「癒し言葉」で包み込む。なるほど~見事なものだ。ロボットには到底できない、生身の人間だけの芸当のような気がする。AIが長足の進歩を遂げ、仮に人間の知能指数 (IQ) を凌駕 (りょうが) しても感情指数 (EQ) は超えられない? ペットロスの情緒不安は生命に限りがあるからこそ。AI搭載で自立稼働するペットロボットの死は故障でしかない。言うまでもないけど。・・それにしても 「◯◯◯ちゃん」なんて呼ばれている弟よ。お前、常連客なんだな。 (SS) ▽同僚から誕生日プレゼントにもらったアマゾンのAIスピーカー「エコードット」に「アレクサ、あなたの家族は?」と意地悪な質問をしたら「私は、Amazonの開発チームによって作られました」と応えた。「シリ、私と結婚して」と、iPhoneに向かって茶化したら「その言葉は、もっと人間性の高い方のために取っておいた方が良いと思いますよ」と言われた。▽話しかけるだけで、質問の回答、音楽再生、天気、為替、TVや照明の操作などを行ってくれる。▽そんな万能感あふれるAI (人工知能) だが、数学者の新井紀子さんによると「AIはデータによる計算結果を吐き出しているに過ぎない」らしい。AIが発するジョークは、誰かが作った文をデータから拾っただけ。そもそもAIは、意味を全く理解していないとのことだ。実際に「この近くの病院を教えて」と「この近くの病院以外を教えて」とシリに質問すると、何と、同じ回答を返してくる。“以外” という意味を理解できないのだ。▽だから、AIが人類の知恵を超えることは当分なさそうだ。でも、人間のライバルにはなり得るとのことで、10年後には、実に50%の職業がAIに取って代わられるらしい。AIとの共存社会に備えて、人間が得意とする「考える力」を高めるには「一に読解、二に読解、三、四は遊びで、五に算数」だと、数学者の新井さんは語っている。(NS) ▽テクノロジーの進化に遅れがちに付いていく私でも、携帯電話のナビゲーションアプリにはすっかりお世話になっている。初めてだったり、道順があやふやな場所へ行く時はもちろん、渋滞状況をチェックするのにも活用している。到着時間を入力すれば、混雑状況などを考慮した上で、いつ出発すればよいかまで教えてくれる。印刷された地図を縦に横に動かしながら、時には人に尋ねたりして目的地にたどり着く、なんていうことをやっていたのが、はるか彼方の大昔のようだ。ナビゲーションアプリなしの生活は、洗濯機・冷蔵庫なしの不便さに匹敵すると思う。▽最近は、オンラインでなんでも買い物が済んでしまう。コンピュータ、自転車、服、猫の餌や砂・・ほぼ何でもオンラインショッピング。そして買い物をした店から、SNSやメールで、新商品入荷やセールのお知らせが届き始めるのが常。「Ah, bummer – the style you liked … Read more

新年

  当たるも、当たらぬも、年の初めは星占い。3月24日に冥王星が宝瓶宮へ進む。今後240年続く、占星術上の大転換期「宝瓶宮時代=水瓶座時代」の幕開け。権威主義から人道主義へ。ヘゲモニーに抗 (あらが) う自由の希求へ世界が動いている。冥王星は6月12日に磨羯宮へと逆行するので、覇権を求めて戦火を交える紛争は収まらない。旧勢力 vs. 新勢力の対立激化の暗示もあり (磨羯宮冥王星 SQr 宝瓶宮土星)、ウクライナ情勢が長期化するなどの試練が続きそう。2024年1月22日に冥王星が宝瓶宮へ戻る。そこからが本格的な「新時代」の到来か。AI、IoT の急速な進化でVRの実用化が加速 (金牛宮木星 COj 天王星)。人工知能と人間知能の位置づけが問われる年になる。新年の前半は新規ビジネスや資格取得などの計画を実行する最適の時 (白羊宮木星 SXt 宝瓶宮土星)。白羊宮に木星があると、蒔 (ま) いた種が豊かな実を結ぶ可能性が高い。土星との吉座相で冷静沈着に準備ができる。12年に一度のチャンス。2023年のラッキーカラーは5月前半までは赤系 (濃い目のピンク)、5月後半からは緑系 (エメラルドグリーン)。トレンドセッターのパントン社が選んだ ビバ マゼンタ (真紅) と一致するし、中国の風水術も赤、桃色、青、緑を挙げている (多いな)。皆さんに幸あれ!! (SS) ▽皆さま、明けましておめでとうございます。1987年に誕生した『ゆうゆう』は多くの方々に支えられて、お陰さまで創刊36周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物と、心より感謝しております。▽コロナ禍で迎える3度目のお正月。昨年の世相を表す漢字一字は「戦」に決まった。ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした1年だった。「戦」が選ばれるのは、アメリカ同時多発テロが起こった2001年以来2度目とのこと。どうか今年は、平和で穏やかな1年になりますように。▽「水やお金は分けると減るけれど、時間は共有しても減らないんだよ」と友人がLINEで教えてくれた。好きな仕事や趣味を楽しい仲間と一緒にやる。人間の幸せは「誰と過ごすか」で決まるのかもしれない。▽人生はものすごく短い。 80歳くらいまで生きるとして、たった4,000週間。90歳まで生きても4,700週間だ。時間は有限。できることは限られている。だから、本当にやりたいことを選び、それに没頭する必要がある。それが幸せな「いま」を生きる秘訣。大切なのは「自分のやりたいことを考えるのと同じくらい、人や社会に役に立つ方法を真っすぐに考えること」。今年も、そんな気持ちをもって、楽しく仕事をしていきたいと思う。(NS) 明けましておめでとうございます。新しい年2023年が始まりました。皆さまにとって素晴らしい年になりますように。私も良い年になるように、今年の目標を立ててみた。ここ数年は忙しくて、なかなか家族とゆっくり過ごす時間が取れなかった。今年は子供たちと楽しめそうな、いろいろなアクティビティやイベントに参加する予定だ。健康面では、スポーツジムに通うことは私にはとても無理なので、せめて毎朝のラジオ体操、そして時間のあるときにウォーキングをしようと思う。先日、仕舞っていたキーボードをリビングルームに出した。独身時代に弾いていたのだが、子供が生まれてからはご無沙汰だった。8歳の娘が気に入って毎日弾いている。ピアノを習わせたことがないので音符は読めないけれど、YouTubeで弾き方を見習いながら練習している。私はソロギターに挑戦している。初心者でもギターのTab譜を見て、その通りに弾くとちゃんと曲になる。やはり音楽はいい。5年生の息子も、また1月に学校でウクレレのクラスを受ける。皆、できるだけ毎日練習して、今年は「音楽でいっぱい」の年にしたい。 (YA) … Read more