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| ECHL所属のプロアイスホッケーチーム、サンディエゴ・ガルズのチアリーダーのオーディションに、日本人として初めて合格した石田真紀さん。本場アメリカのチアス ピリットに触れ、自身のさらなる飛躍と、日本のチアリーダー界の向上を目指してい る真紀さんに、その熱い思いを語って頂きました。 — — チアリーディングとの出会い 高校の頃、友達のフットボールの試合をよく観に行っていました。その頃の私は、知的でエキサイティングなフットボールの選手になりたいと思っていたのです。でも、当時の日本では女性のフットボールチームはごく僅かで、無理だなと諦めていた矢先、チアリーダーの存在が目に留りました。これならば女の子の私もフットボールに関わって、選手と同じフィールドに立てると思ったのです。以後、私はダンスやエアロビクスを習い、自分でトレーニングを始めました。残念ながら、私が通学していた大学にはフットボールチームが無かったので、就職の際、社会人一部リーグに所属するチームを持つ全ての会社に照準を定めました。そして、当時の三和銀行 (現UFJ銀行) に入行したのです。そこでチアーリーダーとして7年間の経験を積みました。やがて、本場アメリカのチアリーディングに憧れを抱くようになりました。
——渡米のきっかけは サンディエゴには5年前に語学留学で滞在したのですが、パーソナル・トレーナーの資格取得に向けての勉強とアメリカのチアリーディングを体験する目的で、再び渡米する決意をしました。去年の6月のことです。学校の授業と並行してダンスのレッスンを受けるなどのトレーニングを重ねていたところ、今年7月にインターネットでサンディエゴ・ガルズのオーディション情報を見つけました。そして、挑戦することにしたのです。
—— オーディションから合格まで オーディション当日は会場に100人近くの受験者が集まっていました。先ず、振付師が考えた約2分間のダンスを30分ほどで覚えます。その後、3人ずつ審査員の前で踊りました。この第1審査と第2審査の段階で多くの候補者がカットされ、ファイナルに残った人数は40名程度でした。次の日は面接による審査がありました。日本人の私に対しては、なぜアメリカでチアリーディングを目指すのか、日本とアメリカの違いは何か、そして言葉の問題は大丈夫か̶̶ などの質問がありました。また、チームの一員になれば子供たちの手本になるように心掛け、行動面にも注意しなければならないと諭され、身が引き締まる思いでした。そして数日後、合格の通知が来たのです。
—— 日本とアメリカの違い 日本のチアではダンス一辺倒ですが、ガルズ・ガールズでは地域のボランティア活動などに積極的に取り組んでいます。ミリタリー基地で兵士たちの歓送迎に参加したり、エアーショーやデルマーのイベントなどで子供病院への募金活動にも携わります。チアの練習は週3回。週末はプロモーション活動も加わり、学業とともに忙しい毎日ですが、チームでのさまざまな活動を通して多くのことを学んでいます。——今後の夢 チアリーディングの根底に流れるのは「人を明るい気持ちにし、勇気づけ、元気づける」という応援の精神です。将来は日本でアメリカ式チアリーディングを広めたいと思います。日本でもチアの知名度は上りつつありますが、アメリカと比較するとまだまだです。また、子供たちにダンスを教えたり、チームで行っているボランティア精神を伝えていきたいと思います。
—— 読者の皆さんへ一言 ECHLの2004~05シーズンは10月中旬に開幕したばかりで、ホームゲームも数多く行われます。私もガルズ・ガールとしてお客さんと一緒に応援しています。毎回ハーフタイムになるとアイスの上で精一杯踊って楽しんでいます。アイスホッケーはテレビで観る以上にアグレッシブなスポーツです。皆さんも、是非一度スポーツアリーナに来て観戦して下さい。
身長:160cm |




